令和元年度 秋期 午前 問34
ネットワーク
IPv6アドレスの表記
IPv6 アドレスの表記として,適切なものはどれか。
- ア2001:db8::3ab::ff01
- イ2001:db8::3ab:ff01
- ウ2001:db8.3ab:ff01
- エ2001.db8.3ab.ff01
答えと解説を見る
✓ これが正解イ2001:db8::3ab:ff01
解説
区切りはコロン(:)で、省略は一度だけです。
IPv6 アドレスは、十六進の数字を並べて表します。区切りに使うのは、点ではなくコロン(:)です。だから、点で区切った書き方はまず外れます。点と縦の記号が混ざった書き方も、同じ理由で外れます。続いて、値がゼロだけの並びを省く決まりを見ます。省いた場所は、記号を二つ続けることで示します。この省略は、一つの住所につき一度しか使えません。二度使うと、どちらでいくつ省いたのか分からなくなるからです。選ぶときは、まず区切りの記号を見ます。次に、省略の印が何度現れているかを数えます。残った一つが、正しい書き方になります。桁を詰める細かい決まりまで覚えていなくても判断できます。記号を見るだけで、二つは落ちます。残る二つは、省略の印を数えれば分かれます。順に当てれば迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア2001:db8::3ab::ff01:区切りの記号は正しいのですが、省略の印が二度現れています。省いた場所が二か所あると、復元の仕方が定まりません。そのため、一度だけという決まりが置かれています。最も紛らわしく、規則を知らないと選んでしまう肢です。
- ウ2001:db8.3ab:ff01:区切りに点とコロンが混ざっています。この住所の表記では、点は区切りに使いません。一つでも混ざっていれば、その時点で外れます。見た目だけで判断できる肢になります。規則を思い出す必要もありません。記号を見た時点で決まります。
- エ2001.db8.3ab.ff01:すべての区切りが点になっています。こちらはIPv4 アドレスの書き方に似せた形です。十六進の数字が並んでいる点とも噛み合いません。区切りを見た瞬間に外せます。世代を取り違えた形です。世代が違えば書き方も変わります。
出典:令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問34
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)