平成21年度 秋期 午前 問13
コンピュータ構成要素
液晶ディスプレイの特徴
液晶ディスプレイの特徴として,適切なものはどれか。
- ア電圧を加えると発光する有機化合物を用いる。
- イ電子銃から発射された電子ビームが蛍光体に当たり発光する。
- ウ光の透過を画素ごとに制御し,カラーフィルタを用いて色を表現する。
- エ放電によって発生する紫外線と蛍光体を利用する。
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✓ これが正解ウ光の透過を画素ごとに制御し,カラーフィルタを用いて色を表現する。
解説
光を通す量を画素ごとに加減し、色はフィルタで作ります。
液晶ディスプレイは、画面そのものが光を出す装置ではありません。背面などに置いた光源の明かりを、通すか遮るかで明暗を作る仕組みです。液晶の分子は電圧の掛け方によって向きが変わる性質をもち、これを偏光板と組み合わせることで、画素ごとに光の通る量を細かく加減できます。色については、一つの画素をさらに小さな区画に分け、それぞれに赤、緑、青のカラーフィルタを重ねます。三つの区画の明るさの配合を変えることで、さまざまな色を作り出すという段取りです。つまりこの装置の要点は、自ら発光するのではなく、通過する光を画素ごとに制御し、色はフィルタの側で与える、という二段構えにあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア電圧を加えると発光する有機化合物を用いる…:電圧を加えると発光する有機化合物を用いると述べています。これは素子そのものが光を出す方式の説明であり、背面から来た光の通し方を加減して明暗を作る方式とは、光のもとが違います。
- イ電子銃から発射された電子ビームが蛍光体に…:電子銃から発射された電子ビームが蛍光体に当たって発光すると述べています。真空にした管の中で電子を走らせる古い表示装置の説明で、薄い板の中で光の通過量を加減する方式ではありません。
- エ放電によって発生する紫外線と蛍光体を利用…:放電によって発生する紫外線と蛍光体を利用すると述べています。画素ごとに小さな放電を起こして光らせる別方式の説明であり、外から与えた光を通す量で表現する方式とは成り立ちが異なります。
出典:平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問13
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