システム戦略|ITサービスマネージャ試験
この分野には 1問あります。くり返し出ているものから並べています。
何を外に任せ、その代わりに何を手放すか
システムや業務を誰が担うかの選び方をソーシングと呼びます。自社で担うか、外部に任せるか、他社と組むかで、得られるものと手放すものが入れ替わります。比べるときは、何を外に出しているのかと、その結果どんな知識や管理が自社から離れるのかを軸にします。
自社の要員で担うインソーシングは、自社の方針や業務を熟知しているので意思疎通がしやすい反面、使える要員の数やスキルによって時期や成果が左右されます。アプリケーションをサービスとして提供してもらう形は、共有されるソフトウェアの複雑さやコストを抑えられますが、提供されたものを使うだけで、提供者の知識は取り込めません。
人事や経理、コールセンターなどの業務プロセスをまとめて外部の専門事業者に任せるのがビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)です。専門のスキルを自前で育てるより低いコストで使える一方、業務のノウハウが社内に残らず、事業上のナレッジを失うおそれがあります。
複数の企業が組むパートナシップは、それぞれの専門能力や市場の機会を戦略的に生かせますが、関わる組織が増えるぶんプロジェクトが複雑になり、知的財産の扱いも難しくなります。任せる範囲が広いほど手間は減り、手放すものは増える、という釣り合いで考えると整理できます。
この分野で出た問題
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 1年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは平成24年度 秋期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。