平成27年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問18
ネットワーク
TCPヘッダに含まれる情報
TCP ヘッダに含まれる情報はどれか。
- ア宛先ポート番号
- イ送信元 IP アドレス
- ウパケット生存時間(TTL)
- エプロトコル番号
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✓ これが正解ア宛先ポート番号
解説
TCP ヘッダに含まれるのは宛先ポート番号です。
ポート番号は、トランスポート層の TCP や UDP が扱う情報で、パケットをどのアプリケーションに渡すかを示します。TCP ヘッダには、送信元と宛先のポート番号のほか、シーケンス番号、確認応答番号、フラグ、ウィンドウサイズなどが入ります。一方、アドレスや生存時間、上位のプロトコルの種類といった経路の制御に関わる情報は、その下の層の IP ヘッダが受け持ちます。どの層の情報かを考えると、仲間外れが見つかります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ送信元 IP アドレス:送信元 IP アドレスは、パケットを宛先まで届けるためのネットワーク層の情報で、IP ヘッダに入ります。TCP ヘッダに入るのはポート番号で、アドレスは含まれません。
- ウパケット生存時間(TTL):パケット生存時間(TTL)は、ルータを通るたびに減らされ、パケットが迷い続けるのを防ぐ値です。経路上で扱う情報なので IP ヘッダの項目であり、TCP ヘッダには入りません。
- エプロトコル番号:プロトコル番号は、IP の上に載っているのが TCP か UDP かなどを示す値です。IP ヘッダの側で上位の種類を知らせるための項目であり、TCP ヘッダ自身には含まれません。
この問題の用語
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
- ポート番号同じ機器の中で、どの用途の通信かを見分けるための番号。住所が建物にあたるなら、これは部屋番号にあたります。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成27年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問18
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問7:SYN/ACKパケットの問題(ポート番号)
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問4:カミンスキー攻撃への対策(ポート番号)
- 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問15:DTLSの特徴(TCP)
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問19:サブミッションポートに関する問題(TCP)
- 令和5年度 春期 午前Ⅱ 問15:DKIMに関する問題(ポート番号)
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