第60回 午前 問81
臨床医学
臨床医学に関する問題
投影法の人格検査はどれか。
- 1MMPI
- 2TAT
- 3TEG
- 4Y-G性格検査
- 5内田クレペリン精神検査
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✓ これが正解2TAT
解説
TATは、絵から物語を作らせる投影法の人格検査です。
人格検査は、方法によって質問紙法、投影法、作業検査法に分けられます。質問紙法は、決められた質問にはい・いいえなどで答えてもらう方法です。投影法は、あいまいな刺激を見せて自由に反応させ、その反応に表れる内面の特徴をとらえる方法です。作業検査法は、一定の作業をさせて、その経過から性格の特徴をみる方法です。
TAT(主題統覚検査)は、人物が描かれたあいまいな場面の絵を見せて物語を自由に作らせ、そこに表れる欲求や葛藤をとらえる投影法の検査です。残りの検査は、決まった質問項目に答える質問紙法か、単純な計算作業を続ける作業検査法に分類されます。
したがって、投影法の人格検査はTATです。投影法の代表はTAT、ロールシャッハテスト、文章完成法、と名前を並べて覚えておくと、質問紙法や作業検査法と区別しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1MMPI:MMPIは、多数の質問項目にはい・いいえで答えてもらい、その回答の傾向から人格の特徴を調べる検査です。質問紙法に分類され、投影法ではありません。
- 3TEG:TEG(東大式エゴグラム)は、質問項目に答えて自我状態のバランスをグラフで表す検査です。決まった質問に答える質問紙法の検査です。
- 4Y-G性格検査:Y-G性格検査は、多数の質問に答えて複数の性格特性を測り、そのプロフィールから性格の型を判定する質問紙法の検査です。投影法には当たりません。
- 5内田クレペリン精神検査:内田クレペリン精神検査は、隣り合う1桁の数字の足し算を一定時間続けさせ、作業量の変化の曲線から特徴をみる作業検査法の検査です。
出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問81(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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