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第58回 午前 問68

解剖学

女性生殖器で誤っているのはどれか。

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✓ これが正解5黄体ホルモン上昇により排卵が誘発される。

解説

排卵を誘発するのは黄体ホルモンではなく黄体形成ホルモンです。

誤っているものを選ぶ問題です。女性生殖器の発生と、排卵の仕組みを確かめていきます。

排卵は、下垂体前葉から分泌される黄体形成ホルモン(LH)が月経周期の中ごろに急に大量に分泌される現象(LHサージ)によって起こります。その前に、成熟した卵胞から出るエストロゲンが高まることがLHサージの引き金になります。黄体ホルモン(プロゲステロン)は、排卵の後に卵胞が変化してできる黄体から分泌され、子宮内膜を妊娠に適した状態に保つホルモンです。排卵を誘発するものではありません。したがって、黄体ホルモン上昇により排卵が誘発されるという記述が誤りです。

ほかの記述は正しく、卵細胞は始原生殖細胞に由来し、原始卵胞は出生のときにすでに卵巣にあって、その成熟は思春期に始まります。名前が似ていますが、黄体形成ホルモンは下垂体、黄体ホルモンは黄体から、と出どころで区別して覚えましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第58回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問68(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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