令和7年度 春期 午前Ⅱ 問6
ネットワーク応用
HTTPに関する問題
Webページ内のHTMLフォームに入力されたデータがWebサーバに送られる際には,HTTPプロトコルのGETメソッド又はPOSTメソッドを用いたリクエストメッセージが使用される。このとき,入力されたデータはリクエストメッセージのどの部分に含まれるか。ここで,HTTPのバージョンはHTTP/1.1とし,リクエストメッセージは,リクエスト行,ヘッダー,メッセージボディの順で構成されているものとする。
選択肢は原典ではGETメソッドが使用される場合とPOSTメソッドが使用される場合の表。
- アGETメソッドが使用される場合:リクエスト行 / POSTメソッドが使用される場合:ヘッダー
- イGETメソッドが使用される場合:リクエスト行 / POSTメソッドが使用される場合:メッセージボディ
- ウGETメソッドが使用される場合:ヘッダー / POSTメソッドが使用される場合:ヘッダー
- エGETメソッドが使用される場合:ヘッダー / POSTメソッドが使用される場合:メッセージボディ
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✓ これが正解イGETメソッドが使用される場合:リクエスト行 / POSTメソッドが使用される場合:メッセージボディ
解説
GET はリクエスト行、POST はメッセージボディにデータを載せます。
HTML フォームの入力データの送り方は、メソッドによって違います。GET メソッドでは、入力データを URI の後ろに ? を付けて名前と値の組としてつなげ、リクエスト行の中で送ります。そのため、送ったデータはブラウザのアドレス欄や、サーバのアクセスログにも残ります。POST メソッドでは、リクエスト行やヘッダーとは別に、空行の後に続くメッセージボディの中にデータを入れて送ります。大きなデータやアドレス欄に出したくないデータは、POST で送るのが普通です。見分ける軸は、データが URI の一部になるかどうかです。GET は宛先の URI に付けて送る、POST は本文に入れて送る、と覚えると組合せを選べます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アGETメソッドが使用される場合:リクエス…:GET でデータがリクエスト行に入る点は正しいですが、POST の入力データはヘッダーではなく、空行の後に続くメッセージボディに入ります。ヘッダーには、ボディの長さや種類などの付帯情報が書かれます。
- ウGETメソッドが使用される場合:ヘッダー…:GET の入力データはヘッダーではなく、リクエスト行の URI の後ろに付けて送られます。POST でもデータはメッセージボディに入るので、両方をヘッダーとする組合せはどちらも誤りです。
- エGETメソッドが使用される場合:ヘッダー…:POST のデータがメッセージボディに入る点は合っていますが、GET の入力データはヘッダーには入りません。GET では、データは URI に付けられ、リクエスト行の一部として送られます。
この問題の用語
- HTTPWebブラウザとWebサーバがページをやり取りするための決まりごと。ブラウザが要求を送り、サーバが応答を返す形で通信します。
- Webサーバ利用者のブラウザからの要求を受け取り、ページを返すサーバです。画像などの静的な内容のほか、プログラムと連携して動的な内容も返します。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問6
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問18:DRDoS攻撃に該当するもの(Webサーバ)
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問16:TLSに関する記述(Webサーバ)
- 平成30年度 秋期 午前Ⅱ 問20:TLSに関する記述(Webサーバ)
- 平成24年度 秋期 午前Ⅱ 問18:HTTPに関する問題(Webサーバ)
- 平成22年度 秋期 午前Ⅱ 問18:シングルサインオンの説明(Webサーバ)
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