平成25年度 秋期 午前Ⅱ 問16
ネットワーク応用
メールヘッダのFromフィールド
“情報太郎”はMIMEで“=?ISO-2022-JP?B?GyRCPnBKc0JATzobKEI=?=”と表される。情報太郎のメールアドレスを[email protected]とするとき,メールアドレスと表示名(情報太郎)を指定する,メールヘッダのFromフィールドとして適切なものはどれか。
- アFrom: <=?ISO-2022-JP?B?GyRCPnBKc0JATzobKEI=?=> [email protected]
- イFrom: <[email protected]> =?ISO-2022-JP?B?GyRCPnBKc0JATzobKEI=?=
- ウFrom: =?ISO-2022-JP?B?GyRCPnBKc0JATzobKEI=?= <[email protected]>
- エFrom: [email protected] <=?ISO-2022-JP?B?GyRCPnBKc0JATzobKEI=?=>
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✓ これが正解ウFrom: =?ISO-2022-JP?B?GyRCPnBKc0JATzobKEI=?= <[email protected]>
解説
表示名を先に書き、メールアドレスを山括弧で囲んで後ろに置きます。
メールヘッダのFromフィールドで表示名とメールアドレスを両方書くときは、表示名を先に置き、そのあとにメールアドレスを山括弧(<と>)で囲んで続けます。日本語の表示名はそのままではヘッダに書けないため、MIMEの規則で符号化した文字列を表示名として使います。この問いでは、符号化された情報太郎の文字列を先頭に置き、続けて<[email protected]>と書いた形が正しい書き方です。受信側のメールソフトは、山括弧の中を送信元のアドレスとして読み取り、その前の文字列を表示名として復号して表示します。山括弧で囲むのはアドレスの側、と覚えておけば、並び順と囲む対象のどちらを入れ替えた記述にも気付けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アFrom: <=?ISO-2022-JP…:山括弧で囲んでいるのが表示名の側で、メールアドレスは囲まれずに後ろに置かれています。山括弧はアドレスを示す記号なので、符号化された表示名を囲むと、メールソフトがそれをアドレスとして扱おうとしてしまいます。
- イFrom: <taro@example.…:メールアドレスを山括弧で囲む点は正しいものの、表示名が後ろに回っています。表示名とアドレスを並べるときは表示名が先で、アドレスを書いてから表示名を続ける形は規則に合いません。
- エFrom: [email protected]…:アドレスを先に書き、符号化した表示名を山括弧で囲んで後ろに置いた形で、順序と囲む対象の両方が入れ替わっています。この書き方では、表示名の側がアドレスとして解釈されてしまいます。
出典:平成25年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問16
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