第112回 午前 問3
必修問題
喫煙年数のほかに必要なの
喫煙指数(Brinkman〈ブリンクマン〉指数)を算出するために、喫煙年数のほかに必要なのはどれか。
- 1喫煙開始年齢
- 2受動喫煙年数
- 3家庭内の喫煙者数
- 41日の平均喫煙本数
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✓ これが正解41日の平均喫煙本数
解説
喫煙指数は1日の平均喫煙本数×喫煙年数で求めます。
喫煙指数(Brinkman〈ブリンクマン〉指数)は、これまでにどれだけたばこを吸ってきたかという累積の喫煙量を一つの数で表す指標です。求め方は、1日に吸う平均の本数に、吸ってきた年数を掛けるだけです。たとえば1日20本を30年吸ってきた人なら、20×30=600となります。
喫煙の害は、吸った量と期間が積み重なるほど大きくなるため、肺癌や慢性閉塞性肺疾患などのリスクを考えるときに、本数と年数の両方を掛け合わせた値が使われます。喫煙年数がすでに与えられているので、もう一つ必要なのは1日の平均喫煙本数です。何歳で吸い始めたか、周りに吸う人が何人いるか、受動喫煙が何年あったかは、本人の能動喫煙の量を表す式には入りません。
覚え方: ブリンクマン指数は本数×年数の掛け算と、式の形で覚えておくと、問診でどの情報を聞けばよいかもすぐに分かります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1喫煙開始年齢:喫煙開始年齢は、年齢と組み合わせれば喫煙年数を出す手がかりにはなりますが、指数の式そのものには入りません。年数はすでに与えられているので、足りないのは1日の本数です。
- 2受動喫煙年数:受動喫煙年数は、他人の煙にさらされた期間で、本人が吸った量を表すものではありません。ブリンクマン指数は能動喫煙の量を本数と年数の掛け算で表すもので、受動喫煙は含みません。
- 3家庭内の喫煙者数:家庭内の喫煙者数は、受動喫煙の環境を知る情報にはなりますが、本人の喫煙量を表す数ではありません。指数の計算に使うのは、本人の1日の本数と吸ってきた年数です。
出典:第112回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問3(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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