医学概論の用語(54語)
介護福祉士国家試験の過去問に出てくる「医学概論」の用語 54語を、短い言葉で説明しています。
「医学概論」の
アルツハイマー
読み:あるつはいまーがたにんちしょう脳の神経細胞が少しずつ壊れて萎縮していく、認知症の原因として最も多い病気。試験では記憶障害が初期から認められることが問われる。型認知症 胃ろう
読み:いろうおなかの皮膚から胃に通じる穴を作り、チューブで栄養剤などを入れる方法。試験では周りの皮膚を清潔に保ち、異常を看護職などに報告するケアが問われる。インフォームド・
読み:いんふぉーむどこんせんと医療者が治療の内容や危険性を十分に説明し、患者が理解したうえで同意することです。試験では、介護の前に説明して同意を得る対応もこの考え方であることが問われます。コンセント うつ
読み:うつびょう抑うつ気分を中心となる症状とする病気。試験では、典型的な症状のまとまりと、薬物療法でSSRIが期待できる薬とされることが問われる。病 嚥下障害
読み:えんげしょうがい食べ物や水分をうまく飲み込めない状態。試験では筋萎縮性側索硬化症やレビー小体型認知症で起こりやすいことが問われる。海馬
読み:かいば側頭葉の内側にある部位で、新しく体験したことを記憶として定着させ保持します。試験では、すぐ隣にある扁桃体は感情、海馬は記憶と区別することが問われます。喀痰吸引
読み:かくたんきゅういん介護福祉士が医師の指示の下、看護職員と連携して行う行為。試験では登録に医療関係者との連携体制が要ることや、吸引圧は医師の指示に従うことが問われる。関節
読み:かんせつりうまち免疫の異常によって関節の内側の膜に炎症が起こる病気で、進むと関節が変形します。試験では、軟骨の老化が原因ではないことが問われます。リウマチ 記憶障害
読み:きおくしょうがい新しいことを覚えられない、体験したことを忘れるといった状態。試験ではアルツハイマー型認知症で初期から認められることが問われる。強迫性障害
読み:きょうはくせいしょうがい / 別表記:強迫症わかっていても同じ考えが浮かんだり、確認や手洗いをやめられなかったりする疾患。試験では不合理と分かっていても離れない考えと、それを打ち消す行為が問われる。筋萎縮性側索硬化症
読み:きんいしゅくせいそくさくこうかしょう / 別表記:ALS運動神経が少しずつ障害され、全身の筋力が低下していく病気。試験では進んでも痛みなどの感覚は保たれることや、嚥下障害がよくみられることが問われる。筋
読み:きんじすとろふぃー遺伝子の異常によって筋肉が壊れていく病気。試験では神経ではなく筋肉そのものが壊れる病気である点が問われる。ジストロフィー 経管栄養
読み:けいかんえいよう口から十分に食べられない人に、チューブを通して胃や腸へ栄養剤を入れる方法。試験では方法や口から食べる再開の判断を医療職が行うことが問われる。結核
読み:けっかく結核菌を吸い込むことで広がる空気感染の病気です。試験では、入院勧告による入院の医療費は医療保険を優先し、残る自己負担分を公費が負担することが問われます。幻聴
読み:げんちょう本来ないものが現れる陽性症状の代表の一つ。試験では統合失調症で被害妄想などとともに中心になる症状として問われる。見当識障害
読み:けんとうしきしょうがい時間や場所、人などが分からなくなる状態。試験では認知症の中核症状の1つで、行動・心理症状には含まれないことが問われる。高血圧
読み:こうけつあつ / 別表記:高血圧症血管や心臓に負担をかけ、脳卒中などの原因になる生活習慣病。試験では、熱い湯は血圧を上げやすく、ぬるめの湯が望ましいことが問われる。抗精神病薬
読み:こうせいしんびょうやく統合失調症などの幻覚や妄想に用いられる薬。試験では抗てんかん薬などの他の薬と、用いる病気の違いが問われる。行動・
読み:こうどうしんりしょうじょう / 別表記:BPSD中核症状を背景に、本人の性格や環境、体調などが影響して現れる認知症の症状。試験では出口を探して歩き回るなどの例と、中核症状との区別が問われる。心理症状 抗不安薬
読み:こうふあんやく不安や緊張をやわらげる薬で、副作用として眠気やふらつきが出ることがある。試験では副作用の眠気や、離脱症状の時期に用いられることが問われる。誤嚥性肺炎
読み:ごえんせいはいえん食べ物や唾液が誤って気管に入り、肺に炎症が起きる病気。試験では飲み込む力が弱くなった高齢者に多いことや、口腔ケアによる予防が問われる。骨粗鬆症
読み:こつそしょうしょう骨の量が減って骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気。試験では閉経によって女性ホルモンが減る影響を受けやすく、女性に多いことが問われる。作業療法士
読み:さぎょうりょうほうし食事や着替え、家事など生活の中の具体的な作業を通してリハビリテーションを行う専門職です。試験では、自助具の選定や住環境の調整の助言も担うことが問われます。サルコペニア
読み:さるこぺにあ加齢などによって筋肉の量が減り、筋力や身体機能が低下した状態です。試験では、健康と要介護の中間の状態そのものを指す言葉ではないことが問われます。若年性認知症
読み:じゃくねんせいにんちしょう65歳未満で発症する認知症で、相談や関係機関との調整を担う支援コーディネーターがいます。試験では、働く世代の病気として仕事とお金の支えが問われます。心筋梗塞
読み:しんきんこうそく冠動脈がつまり、心臓の筋肉に血液が届かず壊死する病気。試験では典型は強い胸の痛みと冷や汗だが、高齢者では胸の痛みを訴えないことがある点が問われる。神経性無食欲症
読み:しんけいせいむしょくよくしょう体重が明らかに少ないのに太ることを強く恐れ、食事を極端に制限する摂食障害。試験では身体像のゆがみと無月経が特徴であることが問われる。心身機能・
読み:しんしんきのうしんたいこうぞうICFで、体や精神の働きと体の部分の構造を指す生活機能のレベルです。試験では、日常生活の行為を指す活動や、社会での役割を指す参加との違いが問われます。身体構造 心的外傷後
読み:しんてきがいしょうごすとれすしょうがい / 別表記:PTSD命が脅かされるような強い恐怖の体験の後に、心身の症状が続く状態。試験では出来事を今起きているかのように再体験するフラッシュバックなどの症状が問われる。ストレス 障害 ストーマ
読み:すとーま / 別表記:人工肛門消化管ストーマは、病気の治療などのためにお腹に造られた便の出口。試験では出血は自分の判断で処置せず、医療職へ報告することが問われる。生活習慣病
読み:せいかつしゅうかんびょう高血圧症や糖尿病、脂質異常症など、生活習慣と関わりが深い病気。試験では、特定健康診査が生活習慣病の予防を目的とする健診であることが問われる。前頭側頭型認知症
読み:ぜんとうそくとうがたにんちしょう脳の前頭葉や側頭葉が萎縮し、行動を抑える働きが弱まる認知症。試験では社会のルールに反する行動にみられる脱抑制が問われる。せん妄
読み:せんもう体の病気や薬、環境の変化などをきっかけに、急に意識の状態が乱れる状態。試験では関与する因子を特定することや、夕方から夜に悪化しやすいことが問われる。双極性障害
読み:そうきょくせいしょうがい / 別表記:躁うつ病躁状態とうつ状態をくり返す病気で、伝統的な分類では内因性の代表とされる。試験では気分が異常に高揚する躁病エピソードの症状が問われる。中核症状
読み:ちゅうかくしょうじょう脳の神経細胞が壊れることで直接起こる認知症の症状で、記憶障害や見当識障害などがある。試験では行動・心理症状(BPSD)との区別が問われる。低栄養
読み:ていえいよう体に必要なエネルギーやたんぱく質などが足りていない状態。試験では、体重が減り食べこぼしが増えるなど、体の働きが落ちる方向の変化が問われる。統合失調症
読み:とうごうしっちょうしょう素質などが関わると考えられてきた内因性精神障害の代表。試験では青年期から成人早期に多い発症と、幻聴や被害妄想などの症状が問われる。糖尿病
読み:とうにょうびょう血糖値が高い状態が続く生活習慣病で、神経や目、腎臓に合併症が起こることがある。試験では、網膜症・腎症・神経障害と足の観察が問われる。難聴
読み:なんちょう聞こえにくさのことで、障害される場所により伝音難聴と感音難聴の2つに分けられる。試験では、その区別と、ろうとの違いが問われる。難病
読み:なんびょう発病の機構が明らかでなく治療方法が確立していない希少な疾病で、長期の療養を要するもの。試験では、医療費助成の対象となる指定難病が問われる。尿路感染症
読み:にょうろかんせんしょう尿の通り道に細菌が入り込んで起こる感染症で、女性は尿道が短いため起こりやすいです。試験では、尿意のある人ではおむつの使用を見直すことが問われます。認知行動療法
読み:にんちこうどうりょうほう物事の受け止め方(認知)と行動に働きかけて、気分や問題の改善を図る心理療法。試験では森田療法や家族療法など他の療法との区別が問われる。認知症
読み:にんちしょう脳の病変によって認知機能が低下するもの。試験では外因性のうち器質性にあたる点や、原因として最も多いアルツハイマー型認知症が問われる。脳梗塞
読み:のうこうそく脳の血管がつまり、片側の手足のまひや言葉が出にくいなどの症状が急に現れる病気。試験では胸痛が主の心筋梗塞との区別や、失語症の人への伝え方が問われる。廃用症候群
読み:はいようしょうこうぐん / 別表記:生活不活発病安静や活動量の低下が続くことで、体や心の働きが衰えていく状態。試験では高齢者に限らず若年者にも生じることが問われる。パーキンソン
読み:ぱーきんそんびょうふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状が出る病気。試験ではすくみ足や小刻み歩行など、症状に合わせた住まいの工夫が問われる。病 白内障
読み:はくないしょうレンズの役割をもつ水晶体が濁る病気で、加齢が最も多い原因。試験では、緑内障は視神経など、ほかの目の病気と部位の組み合わせが問われる。不随意運動
読み:ふずいいうんどう自分の意思とは関係なく体が動いてしまうことです。試験では、アテトーゼ型の脳性麻痺の人の食事で、ストローつきコップなどこぼれにくくする工夫が問われます。妄想
読み:もうそう根拠がないのに強く信じ込み、説明されても考えが変わらないもの。試験では内容を肯定も否定もしない関わり方や、うつ病の妄想の内容の向きが問われる。森田療法
読み:もりたりょうほう不安を生の欲望と捉え、とらわれずに行動するよう導く療法。試験ではほとんど何もせず横になって過ごす最初の段階や、あるがままの態度が問われる。理学療法士
読み:りがくりょうほうし起き上がる、立つ、歩くなどの基本的な動作の回復を、運動や物理的な手段で支援する職種です。試験では、応用的な動作を担う作業療法士との違いが問われます。離脱症状
読み:りだつしょうじょう物質の使用を急にやめたり減らしたりしたときに現れる、不眠・いらいら・発汗などの症状。試験では飲酒をやめたときの振戦せん妄などが問われる。リハビリテーション
読み:りはびりてーしょん発病後の機能障害の回復や再発・重症化の防止、社会復帰を目的とする取り組み。試験では、三次予防に当たることや全人間的復権の理念が問われる。レビー
読み:れびーしょうたいがたにんちしょうレビー小体という異常なたんぱく質が脳の神経細胞にたまって起こる認知症。試験では小刻み歩行や、自律神経の症状としての起立性低血圧が問われる。小体型認知症