令和元年度 秋期 午前 問27
データベース
関係モデルにおいて,関係から特定の属性だけを取り出す演算はどれか。
- ア結合(join)
- イ射影(projection)
- ウ選択(selection)
- エ和(union)
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✓ これが正解イ射影(projection)
解説
必要な列だけを取り出す演算のことを、射影と呼びます。
関係モデルでは、表に対する操作がいくつかの演算として整理されています。表は行と列でできているので、取り出し方も行を選ぶ側と列を選ぶ側に分かれます。問われているのは、属性つまり列のほうを選び取る操作です。これを射影と呼び、不要な列を落として必要な列だけを残します。行を選び取るほうは選択と呼ばれ、条件に合う行だけを残します。名前が似ているうえに日常の言葉としても近いので、取り違えが起きやすい組です。列を残すのが射影、行を残すのが選択、と対にして覚えると混ざりません。二つの表を条件でつなぐ演算や、二つの表を重ね合わせる演算も別に用意されています。どの演算も、結果がまた表になるという点で共通しています。演算はいくつでも重ねて使えます。重ねる順で、途中に現れる行や列の数が変わります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア結合(join):二つの表を、共通する値を手がかりにつなぎ合わせる演算です。元が一つの表ではないので、そこから列を選ぶ操作とは別ものです。表をまたぐかどうかが、いちばん大きな分かれ目になります。共通する値を持つ列が必要なので、表の設計と結び付いています。
- ウ選択(selection):条件に合う行だけを残す演算です。残す方向が行なので、列を選ぶ操作とはちょうど直角の関係にあります。名前が近いので、行と列のどちらかを毎回口に出して確かめます。条件に合う行が無ければ、結果は空の表になります。
- エ和(union):同じ形の二つの表を重ね合わせて、行をまとめる演算です。列の構成は変えずに行が増えるので、列を絞る操作とは働きが逆になります。集合の考え方から来ている演算の一つです。重ねる二つは、列の並びと型がそろっている必要があります。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問27
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