平成26年度 秋期 午前 問21
ハードウェア
図の論理回路と等価な回路
図の論理回路と等価な回路はどれか。
〔図〕回路のつながりを字に書き起こしたもの
入力は A と B、出力は Y。素子はすべて 否定論理積素子(NAND) で 4 個。
N1 = NAND(A, B)
N2 = NAND(A, N1)
N3 = NAND(N1, B)
Y = NAND(N2, N3)
⇒ A と B がまず N1 に入り、その出力が A・B それぞれと組んで N2・N3 へ、
最後に N2 と N3 が最後の素子に入って Y になる。
〔4つの肢〕どれも入力が A と B の2本、出力が Y の素子1個だけです。
- ア論理和素子(OR)1 個
- イ論理積素子(AND)1 個
- ウ排他的論理和素子(XOR)1 個
- エ否定論理和素子(NOR)1 個
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✓ これが正解ウ排他的論理和素子(XOR)1 個
解説
入力が食い違うときだけ1になる回路です。
素子をいくつも重ねた論理回路の働きを知るには、入力の組合せを全て並べて出力を一つずつ追うのが確実です。この回路の入力は二つなので、組合せは四通りしかありません。図では、まず二つの入力がそろって否定論理積素子に入り、その出力がそれぞれの入力と組んでもう一度否定論理積素子を通り、最後に残った二つの出力がさらに否定論理積素子でまとめられます。四通りを順に追うと、出力が1になるのは二つの入力の値が食い違うときだけで、両方が0のときも両方が1のときも出力は0になります。判定の軸は、この四通りの表とぴったり同じ出力を出す素子はどれか、という一点です。二つの入力が一致するかしないかだけで出力が決まる働きが、この回路の正体になります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア論理和素子(OR)1 個:どちらか一方でも1であれば1を返す働きなので、二つの入力がそろって1になった場合にも1を出してしまいます。図の回路はその場合に0を返すため、四通りのうち一つで結果が食い違います。
- イ論理積素子(AND)1 個:そろって1のときにだけ1を返す働きです。図の回路はまさにその場面で0を返し、逆に値が食い違う二つの場面では1を返すので、四通りのうち三つで結果が入れ替わります。
- エ否定論理和素子(NOR)1 個:どちらも0のときにだけ1を返す働きです。図の回路が0を返す場面で1を出し、図が1を返す二つの場面では0を出すため、出力の並びが噛み合いません。
この問題の用語
- OR数学の手法を使って、いくつかの案から最も有利なものを選ぶ考え方です。期待される費用や利益を計算して比べるときに使います。
出典:平成26年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問21(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
同じ用語が出る問題
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