平成25年度 春期 午前 問43
セキュリティ
電子メールに関する問題
電子メールを暗号化するために使用される方式はどれか。
- アBASE64
- イGZIP
- ウPNG
- エS/MIME
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✓ これが正解エS/MIME
解説
鍵を伴って内容を秘匿する規格を選びます。
電子メールをそのまま送ると、届くまでの経路で本文や添付を読み取られることがあります。これを防ぐには、鍵を持たない者には内容を取り出せない形にしてから送り出す必要があります。四つはいずれも仕組みの名前だけを挙げた記述なので、判定の軸は一つ、その仕組みが鍵を前提にして内容を秘匿するためのものかどうかです。S/MIME は、電子メールの本文や添付を暗号化し、あわせてデジタル署名を付けられるようにした規格で、名前が示すとおり、多様なデータをメールで扱うための取り決めに守りの部分を足した形になっています。鍵を必要としない変換は、手順さえ分かれば誰でも元へ戻せるので、秘匿の役には立ちません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アBASE64:限られた範囲の文字だけでデータを表し直すための符号化です。読めない文字列に見えますが、決まった手順を踏めば誰でも復元できるので、秘匿する働きはありません。
- イGZIP:データの大きさを縮めるための圧縮の方式です。保存する容量や送るのにかかる時間を減らす目的のもので、第三者から中身を隠すために作られたものではありません。
- ウPNG:画像を記録するためのファイル形式です。絵をどのように保存し表示するかを定めたものであり、通信でやり取りする内容を守る仕組みとは関わりがありません。
この問題の用語
- S/MIME電子メールの本文を暗号化し、署名で送信者と改ざんの有無も確かめられる方式です。メールサーバへのログイン認証やIPsecとは役割が違います。
- 電子メール文書やファイルをネットワーク越しに送る仕組み。送信にはSMTP、受信にはPOP3やIMAP4というプロトコルが使われます。
- 暗号化内容を鍵がなければ読めない形に変換すること。通信の経路だけでは守りきれない場合があるので、ファイル自体にも施します。
出典:平成25年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問43
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 科目A 問10:WAFの説明(暗号化)
- 令和5年度 科目A 問9:ドライブバイダウンロードの問題(電子メール)
- 令和5年度 科目B 問6:なりすましに関する問題(電子メール)
- 令和元年度 秋期 午前 問44(S/MIME)
- 平成31年度 春期 午前 問43(S/MIME)
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