平成22年度 春期 午前 問37
ネットワーク
TCP/IP 環境において,タイムサーバの時刻を基に複数のコンピュータの時刻を同期させるプロトコルはどれか。
- アFTP
- イNNTP
- ウNTP
- エRTP
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✓ これが正解ウNTP
解説
時刻の基準に合わせて時計をそろえる取り決めを答えます。
ネットワークにつながった機器がそれぞれ勝手な時計で動いていると、記録に残る時刻が食い違い、障害が起きたときに前後関係を追えなくなります。そこで、基準となる時刻をもつ機器を立て、他の機器がそこへ問い合わせて自分の時計を合わせるという決まりを用意します。この時刻合わせのための取り決めが NTP です。問い合わせと応答にかかる時間も見込んで補正するので、離れた機器どうしでも時計をそろえられます。判定の軸は、その取り決めが運んでいるものが時刻の情報なのか、それとも別の種類のデータなのかです。名前の並びが似ていても、受け持っている中身はそれぞれ違います。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アFTP:ファイルをやりとりするための取り決めとして広く使われている名前です。運ぶ対象は保存されたファイルであり、機器の時計を基準に合わせる働きは受け持っていません。
- イNNTP:ネットニュースの記事を配ったり読んだりするための取り決めとして知られる名前です。扱うのは投稿された記事であって、時刻を配って合わせるための決まりではありません。
- エRTP:音声や映像を途切れにくい形で運ぶための取り決めとして知られる名前です。時間に関わるとはいえ、扱うのは流れ続けるデータの側で、時計そのものをそろえる働きとは別です。
この問題の用語
- NTPネットワーク越しに機器の時計を正しい時刻へ合わせる決まりです。基準の時計から階層的に時刻を配り、機器どうしの時刻をそろえます。
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成22年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問37
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 科目A 問8(プロトコル)
- 令和元年度 秋期 午前 問39:バックドアに該当するもの(TCP)
- 令和元年度 秋期 午前 問37:WPA3に関する問題(TCP)
- 平成28年度 秋期 午前 問34:NTPに関する問題(NTP)
- 平成26年度 秋期 午前 問35:TCP/IPに関する問題(NTP)
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