平成21年度 秋期 午前 問2
離散数学
浮動小数点表示に関する記述
実数 a を a=f×rᵉ と表す浮動小数点表示に関する記述として,適切なものはどれか。
- アf を仮数,e を指数,r を基数という。
- イf を基数,e を仮数,r を指数という。
- ウf を基数,e を指数,r を仮数という。
- エf を指数,e を基数,r を仮数という。
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✓ これが正解アf を仮数,e を指数,r を基数という。
解説
式の中の位置で仮数と指数と基数が決まります。
浮動小数点表示は、実数を三つの部品の組合せで表す書き方です。設問の式には、掛け算の左側に置かれた数、右肩に乗った数、その右肩を支える数の三つが並んでいます。見分ける軸は、それぞれの語が式のどの位置を指すかを読むことです。掛け算の左側にある数は値そのものの精度を担う部分で、これを仮数と呼びます。右肩に乗っている数は小数点をどれだけ動かすかを示す部分で、これを指数と呼びます。指数が乗る土台となり、何倍きざみで桁が動くかを決める数を基数と呼びます。十進で1,234を1.234掛ける10の3乗と書くと、1.234が値の精度、10がきざみの土台、3が動かす量にあたります。四つの選択肢は三つの語の割り当てを入れ替えたものなので、位置と語の対応を一つ押さえれば絞り込めます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イf を基数,e を仮数,r を指数という…:掛け算の左の数を桁のきざみ、右肩の数を値の精度、その土台を動かす量と割り当てています。三つの語がすべて別の位置に付いており、対応が入れ替わっています。
- ウf を基数,e を指数,r を仮数という…:左の数をきざみの大きさ、土台の数を値の精度と読んでいます。右肩の数の扱いだけは合っていますが、残る二つが取り違えられています。
- エf を指数,e を基数,r を仮数という…:左の数を動かす量、右肩の数をきざみの土台、土台の数を値の精度としています。三つとも本来の位置とは違う語が当てられています。
出典:平成21年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問2
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