第40回 午前 問91
応用栄養学
第二次発育急進期に関する問題
男子Aと女子Bの身長を毎年4月に測定した記録である(表)。この記録から読み取れる第二次発育急進期(発育スパート)に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
表 男子Aと女子Bの身長(cm)
| 9歳 | 10歳 | 11歳 | 12歳 | 13歳 | 14歳 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 男子A(4月生まれ) | 132.0 | 137.0 | 142.5 | 149.0 | 157.5 | 164.0 |
| 女子B(4月生まれ) | 133.5 | 138.0 | 145.5 | 150.5 | 154.5 | 156.0 |
- 1最大の年間発育量(cm/年)の時期は、女子Bより男子Aの方が早い。
- 2最大の年間発育量(cm/年)は、男子Aより女子Bの方が大きい。
- 39~14歳における各年の発育量(cm/年)は全ての年齢区分で、女子Bより男子Aの方が大きい。
- 4男子Aの最大の年間発育量(cm/年)の時期は、11~12歳である。
- 5女子Bの最大の年間発育量(cm/年)の時期は、10~11歳である。
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✓ これが正解5女子Bの最大の年間発育量(cm/年)の時期は、10~11歳である。
解説
女子Bの伸びが最大なのは10〜11歳の7.5 cmです。
発育スパートは、1年ごとの身長の伸び(年間発育量)を計算し、その最大値がいつ、どれくらいかを比べて判断します。表から各年の伸びを求めると、男子Aは9〜10歳が5.0 cm、10〜11歳が5.5 cm、11〜12歳が6.5 cm、12〜13歳が8.5 cm、13〜14歳が6.5 cmです。女子Bは9〜10歳が4.5 cm、10〜11歳が7.5 cm、11〜12歳が5.0 cm、12〜13歳が4.0 cm、13〜14歳が1.5 cmです。
女子Bの最大の年間発育量は10〜11歳の7.5 cm、男子Aは12〜13歳の8.5 cmです。最大になる時期は女子Bの方が2年早く、最大の伸びの大きさは男子Aの方が大きいことが読み取れます。女子の方が男子より早く第二次発育急進期を迎え、男子の方がスパートの伸びが大きいという一般的な傾向とも一致します。
したがって、女子Bの最大の年間発育量の時期は10〜11歳という記述が適当です。発育スパートは、女子が早く、男子が大きい、と時期と大きさの2点で覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1最大の年間発育量(cm/年)の時期は、女子Bより男子Aの方が早い。:女子Bは138.0から145.5へ伸びた10〜11歳がピークで、男子Aは149.0から157.5へ伸びた12〜13歳がピークです。ピークを先に迎えているのは女子Bなので、男子Aが早いとする記述は表と合いません。
- 2最大の年間発育量(cm/年)は、男子Aより女子Bの方が大きい。:最大の年間発育量は、男子Aが157.5−149.0=8.5 cm、女子Bが145.5−138.0=7.5 cmで、男子Aの方が大きくなっています。女子Bの方が大きいという記述は表と合いません。
- 39~14歳における各年の発育量(cm/年)は全ての年齢区分で、女子Bより男子Aの方が大きい。:10〜11歳の伸びは、男子Aが142.5−137.0=5.5 cm、女子Bが145.5−138.0=7.5 cmで、この区間では女子Bの方が大きくなっています。全ての区間で男子Aの方が大きいわけではありません。
- 4男子Aの最大の年間発育量(cm/年)の時期は、11~12歳である。:男子Aの11〜12歳の伸びは149.0−142.5=6.5 cmで、12〜13歳の157.5−149.0=8.5 cmの方が大きくなっています。男子Aの最大の年間発育量の時期は12〜13歳です。
出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問91(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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