第40回 午前 問90
応用栄養学
離乳中期に関する問題
授乳・離乳の支援ガイドに基づいた、離乳中期における離乳の進め方の目安に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 1離乳食は、1日3回にする。
- 2母乳を完了する。
- 3歯ぐきでつぶせる固さのものを与える。
- 4卵は、卵黄から全卵へと進める。
- 5丸み(くぼみ)のある離乳食用スプーンを使用する。
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✓ これが正解4卵は、卵黄から全卵へと進める。
解説
離乳中期には、卵は卵黄から全卵へと進めていきます。
授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)は、離乳を初期(生後5〜6か月頃)、中期(7〜8か月頃)、後期(9〜11か月頃)、完了期(12〜18か月頃)に分け、回数・固さ・食品の進め方の目安を示しています。卵は固ゆでした卵黄から始めて全卵へ進めるのが目安で、中期はその移行を進める時期にあたります。
ほかの記述は、別の時期の目安を持ち込んだものか、ガイドの考え方と合わないものです。中期は1日2回食で、舌でつぶせる固さが目安です。母乳や育児用ミルクは離乳期を通して続け、スプーンは子どもが自分の唇で食べ物を取り込めるものを選びます。
したがって、卵は卵黄から全卵へと進めるという記述が適当です。中期は2回食・舌でつぶせる、後期は3回食・歯ぐきでつぶせる、と回数と固さを組にして覚えましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1離乳食は、1日3回にする。:離乳中期の離乳食は1日2回が目安です。1日3回に進めるのは離乳後期(生後9〜11か月頃)で、食事のリズムを大切にしながら回数を増やしていきます。
- 2母乳を完了する。:離乳中期は、離乳食の後に母乳や育児用ミルクを与える時期で、母乳を完了する時期ではありません。ガイドでは、離乳の完了も母乳やミルクを飲んでいない状態を意味するものではないとしています。
- 3歯ぐきでつぶせる固さのものを与える。:歯ぐきでつぶせる固さは離乳後期の目安です。離乳中期は、豆腐くらいの舌でつぶせる固さのものを与えるのが目安とされています。
- 5丸み(くぼみ)のある離乳食用スプーンを使用する。:離乳食を与えるときは、平らな離乳食用スプーンを下唇にのせ、子どもが上唇を閉じて取り込むのを待つのが基本とされます。丸み(くぼみ)のあるスプーンを使うという記述は目安と異なります。
出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問90(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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