2019年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問20
電気工事の施工方法
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使用電圧100 V の屋内配線の施設場所における工事の種類で,不適切なものは。
- イ点検できない隠ぺい場所であって,乾燥した場所のライティングダクト工事
- ロ点検できない隠ぺい場所であって,湿気の多い場所の防湿装置を施した合成樹脂管工事(CD 管を除く)
- ハ展開した場所であって,湿気の多い場所のケーブル工事
- ニ展開した場所であって,湿気の多い場所の防湿装置を施した金属管工事
答えと解説
✓ これが正解イ点検できない隠ぺい場所であって,乾燥した場所のライティングダクト工事
解説
ライティングダクト工事は点検できない隠ぺい場所に使えません。
屋内配線の工事の種類は、施設する場所(展開した場所か隠ぺい場所か、乾燥か湿気が多いか)によって、使えるものが決まっています。展開した場所は、壁や天井の表面に露出していて目に見える場所、点検できない隠ぺい場所は、天井裏や壁の中など、点検の口がない場所です。使用電圧は300V以下の100Vなので、低圧の区分で考えます。
ライティングダクト工事は、器具を取り付けるためにダクトを露出で設ける工事なので、展開した場所や点検できる隠ぺい場所の乾燥した場所に限られます。点検できない隠ぺい場所には使えないため、不適切です。
ケーブル工事は、湿気の多い展開した場所にも使えます。合成樹脂管工事(防湿装置付き)や金属管工事(防湿装置付き)は、湿気の多い場所や、点検できない隠ぺい場所にも使えます。覚え方は、ライティングダクトは見える場所の乾燥した所だけ、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ…湿気の多い場所の防湿装置を施した合成樹脂管工事(CD 管を除く):点検できない隠ぺい場所の湿気の多い場所に、防湿装置を施した合成樹脂管工事(CD管を除く)を使うのは適切です。管工事なら、隠れた場所にも施設できます。
- ハ…ケーブル工事:展開した場所の湿気の多い場所で、ケーブル工事を使うのは適切です。ケーブル工事は、展開した場所と隠ぺい場所のどちらでも、乾燥・湿気のどちらの場所にも使えます。
- ニ…防湿装置を施した金属管工事:展開した場所の湿気の多い場所に、防湿装置を施した金属管工事を使うのは適切です。金属管工事は、防湿装置を施せば、湿気の多い展開した場所にも使うことができます。
出典:2019年度下期第二種電気工事士筆記試験 問20(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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