平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問36
配線図
傍記表示に関する問題
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⑥で示す図記号の傍記表示「WP」の意味は。
〔配線図の前書き〕図は、鉄筋コンクリート造集合住宅の1戸部分の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は、定格感度電流30〔mA〕、動作時間が0.1秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イワイド形
- ロ屋外形
- ハ防雨形
- ニ防滴形
答えと解説
✓ これが正解ハ防雨形
解説
傍記 WP は、防雨形を表します。
⑥は、ベランダ側の壁際にある点滅器(黒丸の記号)に付いた、WPという傍記です。傍記表示とは、図記号の脇に書き添えて器具の種類や性能を示す字のことです。WPはWeather Proofの頭字で、雨がかかっても使える防雨形を表します。ベランダや屋外のように雨にぬれるおそれのある場所には、こうした防雨形の器具を使います。同じ傍記は、ベランダ側の壁のコンセントにも付いています。
選択肢は、ワイド形、屋外形、防雨形、防滴形です。ワイド形は器具の形を表す呼び名、防滴形は水滴を受ける程度の場所向けの区分で、どちらも雨への強さを示すWPとは別のものです。屋外形は取り付ける場所を表す言い方で、WPが表す性能の名称ではありません。
覚え方は、WPはWeather Proofで防雨形です。
ほかの選択肢の解説
- イワイド形:ワイド形は、ハンドルなどを幅広にして操作しやすくした器具の種類を指す呼び名です。雨への強さを表す傍記WPとは別の区分なので、WPの意味にはなりません。
- ロ屋外形:屋外形は取り付ける場所を指す言い方です。WPが表すのは屋外という場所ではなく、雨がかかっても使える性能にあたる防雨形なので、この名称は合いません。
- ニ防滴形:防滴形は、水滴がかかる程度の場所に使う器具の区分です。雨が直接かかる場所向けの防雨形とは強さの水準が違い、WPが表す性能ではありません。
出典:平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験 問36(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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