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令和8年度上期第三種電気主任技術者試験 機械(電気技術者試験センター)問1

機械

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いろいろな直流機に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

答えと解説

✓ これが正解2電機子と界磁巻線が直列に接続された直巻発電機は,出力電流が大きく界磁磁極が磁気飽和する場合よりも,出力電流が小さく界磁磁極が磁気飽和しない場合のほうが,出力電圧が安定する。

解説

直巻発電機は磁気飽和しない範囲ほど電圧が負荷で変わり不安定で、記述が逆です。

直流機は、界磁巻線(磁束をつくる巻線)を電機子とどうつなぐかで性質が変わります。直巻発電機は界磁巻線が電機子と直列なので、出力電流がそのまま界磁電流になります。磁極が磁気飽和していない範囲では、出力電流が増えるほど磁束が増え、誘導起電力 E=KΦN(Φ は磁束、N は回転速度)も大きく変わるため、負荷によって出力電圧が大きく上下します。これに対し、電流が大きく磁気飽和した範囲では、電流が増えても磁束がほとんど増えないので電圧の変化が小さくなります。記述は電圧が安定する条件を逆に述べているので、誤りです。

残りの記述はどれも正しい内容です。分巻発電機は残留磁束による小さな電圧から界磁電流が流れ始め、磁束と電圧が互いに強め合って電圧が確立します。分巻電動機は電源電圧が一定なら界磁磁束もほぼ一定で、負荷が変わっても速度の変化が小さい定速度電動機です。直巻電動機は電機子電流が界磁電流を兼ねるので、始動時の大電流で大きなトルクが得られます。ブラシレスDC モータは、整流子とブラシの役目を半導体スイッチに置き換えたものです。

直巻は電流で磁束が変わり、飽和すると変わりにくくなる、という順に考えると見分けられます。

ほかの選択肢の解説

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出典:令和8年度上期第三種電気主任技術者試験 機械 問1(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(B問題の共通の文と図を小問ごとに複写・図と式を問題冊子から切り出して画像で掲載・1行で書ける式を字に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

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