令和6年度上期第三種電気主任技術者試験 機械(電気技術者試験センター)問18(a)
機械
r進法に関する問題
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(選択問題)
数の表現法について,次の(a)及び(b)の問に答えよ。
(a) 10 進法で表される正の整数N は,10 進法の2 以上の整数r を用いて,次式のように表すことができる。
N=aₙrⁿ+aₙ₋₁rⁿ⁻¹+⋯+a₁r+a₀
ただし,aᵢ は整数であり,0≦aᵢ<r ( i=0,1,…,n )である。このとき,N をr 進法で次のように表現することとする。
(aₙaₙ₋₁⋯a₂a₁a₀)ᵣ
この表現方法によって次の計算が成り立つとき,r の値として,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(122)ᵣ-(42)ᵣ=(40)ᵣ
- 15
- 26
- 37
- 48
- 59
答えと解説
✓ これが正解26
解説
r²-6r=0を解いてr=6、6進法で50-26=24です。
r 進法で表された数は、各桁の数字に r の累乗を掛けて足すと10進法の値になります。問の式の各数は (122)ᵣ=1×r²+2×r+2、(42)ᵣ=4×r+2、(40)ᵣ=4×r です。なお、数字の4が使われているので、r は5以上でなければなりません。
与えられた式を10進法に直すと、(r²+2r+2)-(4r+2)=4r です。左辺を整理すると r²-2r となるので、r²-2r=4r、すなわち r²-6r=0 です。これを因数分解すると r×(r-6)=0 となり、r は2以上なので r=6 です。
別の方法で確かめます。r=6 のとき (122)₆=36+12+2=50、(42)₆=24+2=26、(40)₆=24 で、50-26=24 となり式が成り立ちます。6進法の筆算で見ても、一の位は 2-2=0、六の位は 2-4 ができないので上の位から 6 を借りて 8-4=4、三十六の位は借りた後の 1-1=0 となり、(40)₆ が得られます。
桁ごとの重みを r の累乗で書き出して方程式にする、という手順で r 進法の問は解けます。
ほかの選択肢の解説
- 15:r=5 とすると、(122)₅=25+10+2=37、(42)₅=22 で差は 15 ですが、(40)₅=20 なので式は成り立ちません。r²-6r=0 を満たすのは r=6 だけです。
- 37:r=7 とすると、(122)₇=49+14+2=65、(42)₇=30 で差は 35 となり、(40)₇=28 と一致しません。左辺は r²-2r、右辺は 4r で、両者が等しくなるのは r=6 のときです。
- 48:r=8 とすると、(122)₈=64+16+2=82、(42)₈=34 で差は 48 ですが、(40)₈=32 なので成り立ちません。r が大きいほど、左辺の r²-2r が右辺の 4r より速く増えていきます。
- 59:r=9 とすると、(122)₉=81+18+2=101、(42)₉=38 で差は 63 となり、(40)₉=36 と合いません。各桁に r の累乗を掛けて方程式を立てると、解は r=6 に決まります。
出典:令和6年度上期第三種電気主任技術者試験 機械 問18(a)(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(B問題の共通の文と図を小問ごとに複写・図と式を問題冊子から切り出して画像で掲載・1行で書ける式を字に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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