平成23年度 特別 午前Ⅱ 問16
企業活動
自己資本利益率に関する問題
次の財務情報が与えられているとき,自己資本利益率は何%か。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 売上高 | 200,000千円 |
| 当期純利益 | 5,000千円 |
| 総資本回転率 | 2回 |
| 自己資本比率 | 40% |
- ア2.0
- イ3.1
- ウ5.0
- エ12.5
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✓ これが正解エ12.5
解説
自己資本は総資本の40%の40,000千円で、利益率は12.5%です。
自己資本利益率は、当期純利益を自己資本で割った値です。表には自己資本が直接載っていないので、売上高と総資本回転率、自己資本比率から順に求めます。総資本回転率は売上高を総資本で割った値なので、総資本は200,000千円÷2回=100,000千円です。自己資本比率が40%なので、自己資本は100,000千円×0.4=40,000千円となります。したがって自己資本利益率は5,000千円÷40,000千円=0.125、つまり12.5%です。同じ値は、売上高純利益率2.5%×総資本回転率2回÷自己資本比率0.4=12.5%としても求められます。これは、自己資本利益率を利益率、回転率、自己資本比率の三つに分けて読む考え方です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア2.0:2.0は、売上高純利益率2.5%に総資本回転率2回を掛けたうえで、自己資本比率0.4で割らずに掛けてしまった値です。2.5×2×0.4=2.0となり、自己資本比率を使う向きが逆になっています。
- イ3.1:3.1は、売上高純利益率2.5%を総資本回転率2回で割り、さらに自己資本比率0.4で割った値です。2.5÷2÷0.4=3.125で、回転率を掛けるべきところで割っています。
- ウ5.0:5.0は、当期純利益5,000千円を総資本100,000千円で割った総資本利益率です。分母を自己資本40,000千円に置き換えていないため、自己資本利益率にはなっていません。
出典:平成23年度 特別 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問16
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