平成30年度 春期 午前 問72
ビジネスインダストリ
所要数量に関する問題
図は,製品 A の構成部品を示し,括弧内の数字は上位の製品・部品 1 個当たりの所要数量である。この製品 A を 10 個生産する場合,部品 C は,少なくとも何個発注する必要があるか。ここで,現在の部品 B の在庫は 0 個,部品 C の在庫は 5 個である。
| 上位 | 下位 | 所要数量 |
|---|---|---|
| A | B | 2 |
| A | C | 1 |
| B | D | 1 |
| B | E | 1 |
| B | C | 1 |
なお,D・E・C の下には部品が無い(構成図を上の表に写した)。
- ア15
- イ20
- ウ25
- エ30
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✓ これが正解ウ25
解説
二つの経路を足してから在庫を引きます。
設問は、製品 A を 10 個生産するときに、部品 C を少なくとも何個発注する必要があるかを求めさせています。骨になるのは、C が構成の中に二回出てくることです。手順は三つあります。まず上の段から確定させます。B は製品 A 一個当たり 2 個必要なので 10×2 = 20 個必要で、在庫が 0 個なのでそのまま 20 個そろえます。次に C を部品の名前で集計します。A の直下として 10×1 = 10 個、B の直下として 20×1 = 20 個、合わせて 30 個です。最後に在庫を引いて 30 から 5 を引き、25 個になります。同じ部品が複数の親にぶら下がるのは珍しくありません。図をなぞった順ではなく名前で足し合わせ、在庫を引くのは最後に一度だけにしてください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア15:15 は、製品 A 一個当たり B が 2 個必要なことを掛け忘れると出ます。B を 10 個と置いて C を 10 + 10 = 20 個と数え、そこから在庫 5 個を引いた値です。上の段の数量を先に確定させれば防げます。
- イ20:20 は、B の直下として必要な分だけを数えた値です。B を 20 個そろえるので C も 20 個、というところで止めており、A の直下に直接ぶら下がる 10 個も、在庫の 5 個も勘定に入っていません。
- エ30:30 は、二つの経路を正しく足した総所要量そのものです。ここで止めると、すでに手元にある部品 C の在庫 5 個を引き忘れます。少なくとも何個発注するかという問いなので、あと一手あります。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問72
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