平成28年度 春期 午前 問33
ネットワーク
スイッチングハブに関する問題
CSMA/CD 方式の LAN で使用されるスイッチングハブ(レイヤ 2 スイッチ)は,フレームの蓄積機能,速度変換機能や交換機能をもっている。このようなスイッチングハブと同等の機能をもち,同じプロトコル階層で動作する装置はどれか。
- アゲートウェイ
- イブリッジ
- ウリピータ
- エルータ
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✓ これが正解イブリッジ
解説
同じ第 2 層で働く中継装置はブリッジです。
中継装置は、中継するときに何を見ているかで階層が決まります。信号そのものを見て増幅や整形をするだけなら第 1 層、宛先の MAC アドレスを見てフレームを送り分けるなら第 2 層、IP アドレスを見て別のネットワークへ渡すなら第 3 層、通信のきまりごと自体を変換してつなぐならそれより上、という並びです。設問はスイッチングハブをレイヤ 2 スイッチと言い添えているので、探すのは第 2 層で働く装置だとすぐ分かります。それがブリッジです。設問が挙げた三つの機能からも裏が取れます。フレームを最後まで受け取ってから送り出すので扱う単位がフレームであり、いったん蓄えるからこそ速さの違う口どうしをつなげます。さらに宛先を見て必要な口にだけ送るので、送り分けの判断もしています。三つとも第 2 層の仕事です。ブリッジとの違いは口の数と作りの速さで、階層も役目も同じです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アゲートウェイ:ゲートウェイは第 4 層より上で働き、通信のきまりごとが異なるネットワークどうしを変換してつなぎます。階層が離れているので同等とは言えません。
- ウリピータ:リピータは第 1 層の装置で、届いた信号を増幅したり整形したりして流すだけです。アドレスを見ないので送り分けができず、いったん蓄えないので速さの違いも吸収できません。
- エルータ:ルータは第 3 層の装置で、IP アドレスを手掛かりに別のネットワークへパケットを渡します。見ている情報が一段上なので、設問が指す階層とはずれます。
この問題の用語
- LAN事務所や家庭など、限られた範囲の中で機器をつなぐネットワークです。離れた拠点どうしを結ぶWANとは、ルータを介して接続します。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
- ルータLAN同士やLANとWANをつなぎ、ネットワーク層で中継する機器です。宛先のIPアドレスを見て経路を選び、パケットを転送します。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問33
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問38:サイドチャネル攻撃に関する問題(LAN)
- 令和7年度 秋期 午前 問30:送信時間に関する問題(LAN)
- 令和7年度 春期 午前 問32:ネットワーク機器のアドレス(ルータ)
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