平成26年度 春期 午前 問44
セキュリティ
SSHの説明
SSH の説明はどれか。
- アMIME を拡張した電子メールの暗号化とディジタル署名に関する標準
- イオンラインショッピングで安全にクレジット決済を行うための仕様
- ウ対称暗号技術と非対称暗号技術を併用した電子メールの暗号化,復号の機能をもつ電子メールソフト
- エリモートログインやリモートファイルコピーのセキュリティを強化したツール及びプロトコル
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✓ これが正解エリモートログインやリモートファイルコピーのセキュリティを強化したツール及びプロトコル
解説
遠くの機械を安全に操作するための取り決めです。
設問は、SSH の説明を選ばせています。頭字語を問う設問では、展開した英語の最後の語を先に言うと、肢を読む前に題材を一つに絞れます。SSH の最後はシェルで、シェルとは手元から遠くの機械を操るための窓口ですから、扱う題材は遠隔操作です。適切な肢は、リモートログインやリモートファイルコピーのセキュリティを強化したツール及びプロトコルというものです。つまり、遠くのサーバにログインして操作することと、遠くのサーバとファイルをやり取りすることの二つを、暗号化した通信路の上で行います。置き換えた相手は、利用者名とパスワードが平文のまま流れていた古い手順でした。平文だから盗み見るだけで乗っ取れたわけで、そこを暗号化したのが要点です。ツール及びプロトコルという二重の言い方も特徴で、取り決めと、それを実装したものの両方を指しています。残る三つは、いずれも電子メールか決済を題材にしており、遠隔からの操作やファイルの転送を述べてはいません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アMIME を拡張した電子メールの暗号化と…:MIME を拡張して、電子メールの暗号化とデジタル署名について定めた標準の説明です。扱う対象がメールなので、遠くの機械を操作する話とは題材そのものが違います。
- イオンラインショッピングで安全にクレジット…:オンラインショッピングでクレジット決済を安全に行うための仕様の説明です。守ろうとしている場面が支払の手続であり、サーバへのログインを扱ってはいません。
- ウ対称暗号技術と非対称暗号技術を併用した電…:対称暗号技術と非対称暗号技術を併用して電子メールを暗号化し、復号する電子メールソフトの説明です。こちらも対象はメールで、しかも取り決めではなく実装を指しています。
この問題の用語
- SSH離れたサーバへ安全にログインしたりファイルを送ったりするための決まりごと。やり取りは暗号化されます。
- 電子メール文書やファイルをネットワーク越しに送る仕組み。送信にはSMTP、受信にはPOP3やIMAP4というプロトコルが使われます。
- 暗号化内容を鍵がなければ読めない形に変換すること。通信の経路だけでは守りきれない場合があるので、ファイル自体にも施します。
- ディジタル署名デジタル署名の古い書き方で、指しているものは同じです。改ざんを見つけられるだけで、改変そのものを防ぐ力はありません。
- 復号暗号にした文を、もとの読める形に戻すことをいいます。相手の公開鍵で暗号化した文は、相手の秘密鍵だけで戻せます。
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問44
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問45:デジタル署名に関する問題(電子メール)
- 令和7年度 春期 午前 問37:サイドチャネル攻撃に該当するもの(復号)
- 令和6年度 春期 午前 問42:IPv6に関する問題(SSH)
- 令和3年度 秋期 午前 問43:認証ヘッダに関する問題(SSH)
- 令和2年度 10月 午前 問42(ディジタル署名)
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