平成23年度 秋期 午前 問31
データベース
導出表の説明
導出表を説明したものはどれか。
- ア実表に依存していない表のことである。
- イ実表の一部をコピーして別に保存した表である。
- ウ何らかの問合せによって得られた表である。
- エ二つ以上の実表の関連である。
答えと解説を見る
✓ これが正解ウ何らかの問合せによって得られた表である。
解説
問合せの結果として現れる表のことです。
導出という言葉は、何かから導き出すという意味です。ですからこの語を開くだけで、答えの形はほとんど決まります。導出表とは、問合せを実行した結果として現れる表のことです。自分でデータを抱えているわけではなく、元になる実表から、求められるたびに作られます。ですから元の実表が書き換えられれば、そこから導かれる表の中身も一緒に変わります。ビューも、問合せに名前を付けて登録したものなので、この仲間に入ります。また、問合せの中で別の問合せの結果をそのまま表として扱う書き方もあり、そこに現れる一時的な表も同じものです。四つの記述を読み分ける軸は二つです。一つは、元になる表との関係です。導かれる側は元があって初めて成り立ち、元が無ければ存在できません。もう一つは、中身を自分で抱えているかどうかです。いったん書き出して別に保存してしまえば、それは新しく生まれた実表であって、元が変わっても追随しません。この二つを当てはめれば、問合せによって得られた表という説明だけが残ります。なお、元になる表は一つでも構いません。複数の表を結び付けたときにだけ現れるもの、という限定も付きません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア実表に依存していない表のことである。:元になる実表とは関わりを持たない表だという説明です。向きがちょうど逆で、導かれる側は元の表があって初めて成り立ち、元が書き換われば中身も一緒に変わります。
- イ実表の一部をコピーして別に保存した表であ…:元の表の一部を写し取って別に保存したものだという説明です。保存した時点で独立した中身を抱えることになり、元の変化に追随しなくなるので、導かれる表とは性質が違います。
- エ二つ以上の実表の関連である。:二つ以上の実表を結び付けたものだという説明です。複数の表をまたぐ問合せからも作れますが、一つの表を絞り込むだけでも作れるので、この限定は当てはまりません。
出典:平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問31
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)