平成21年度 春期 午前 問30
マルチメディア
クリッピングの説明
3 次元グラフィックス処理におけるクリッピングの説明はどれか。
- アCG 映像作成における最終段階として,物体のデータをディスプレイに描画できるように映像化する処理である。
- イ画像表示領域にウィンドウを定義し,ウィンドウ内の見える部分だけを取り出す処理である。
- ウモデリングされた物体の表面に柄や模様などをはり付ける処理である。
- エ立体感を生じさせるため,物体の表面に陰付けを行う処理である。
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✓ これが正解イ画像表示領域にウィンドウを定義し,ウィンドウ内の見える部分だけを取り出す処理である。
解説
表示範囲の外を落として見える部分だけを取り出す処理です。
この設問は、3 次元グラフィックスの一連の処理の中で、クリッピングと呼ばれる工程が何を担う処理なのかを問うています。ですから、クリップという言葉が指す動作から、その処理の役目を切り分ける、という一点で見分けます。クリップは、はさみで不要な部分を切り落とすという意味で使われる言葉です。3 次元の場面をディスプレイに描く途中では、画面のウィンドウの内側に入っている範囲だけを最終的に描画する必要があるため、その範囲の外にあたる図形や図形の一部を、幾何的な処理として先に取り除いておきます。この、表示すべき範囲の外側を落として内側だけを残す処理が、いま問われている工程にあたります。したがって、画像表示領域のウィンドウの内側だけを取り出す処理という説明が、この工程の役目を正しく表しています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCG 映像作成における最終段階として,物…:物体のデータを最終段階でディスプレイに描画できる映像に置き換える処理、と述べています。これは最終描画の工程にあたる話で、表示範囲の内外で図形を選別する処理とは目的が異なります。
- ウモデリングされた物体の表面に柄や模様など…:モデリングした物体の表面に柄や模様をはり付ける処理、と述べています。これは物体表面の見た目を作る工程にあたる話で、表示範囲の内外を切り分ける処理とは扱っている段階が違います。
- エ立体感を生じさせるため,物体の表面に陰付…:立体感を出すために物体表面に陰付けを行う処理、と述べています。これは光や影の付け方を計算する工程にあたる話で、表示範囲の内外を選別する処理とは扱う対象が別です。
出典:平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問30
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