令和5年度 北海道 午前 問4
医薬品に共通する特性と基本的な知識
健康食品に関する以下の記述の正誤
健康食品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a いわゆる健康食品は、その多くが摂取しやすいように錠剤やカプセル等の医薬品に類似した形状で販売されている。
b 栄養機能食品は、身体の健全な成長や発達、健康維持に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)の補給を目的としたものである。
c 古くから特定の食品摂取と健康増進の関連は関心が持たれており、「薬(医)食同源」という言葉もある。
d 機能性表示食品は、疾病に罹患していない者の疾病リスクの低減を図る旨を表示することができる。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 正
- 2誤 正 正 正
- 3正 誤 正 正
- 4正 正 誤 正
- 5正 正 正 誤
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✓ これが正解5正 正 正 誤
解説
a・b・cが正。機能性表示食品は疾病リスク低減を表示できずd誤
手引き第1章の健康食品の知識で判断します。国が定めた制度に基づく保健機能食品として、特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品があり、それぞれ表示できる内容が違います。
aは、いわゆる健康食品の多くが摂取しやすいよう錠剤やカプセル等の医薬品に類似した形状で販売されているという内容で正しい記述です。bは、栄養機能食品がビタミン・ミネラルなど身体の健全な成長や発達、健康維持に必要な栄養成分の補給を目的としたものだという内容で正しい記述です。cは、古くから特定の食品摂取と健康増進の関連に関心が持たれ、薬(医)食同源という言葉もあるという内容で正しい記述です。
dは誤りです。機能性表示食品は、事業者の責任で科学的根拠をもとに、疾病に罹患していない者の健康の維持及び増進に役立つ機能をパッケージに表示するものとして国に届け出た商品です。疾病リスクの低減を図る旨の表示は、機能性表示食品には認められていません。
したがって、a正・b正・c正・d誤の組み合わせが正解です。機能性表示食品が表示できるのは健康の維持・増進に役立つ機能まで、と線を引いて覚えると迷いません。
出題当時の手引きは、機能性表示食品を疾病に罹患していない者の健康維持及び増進に役立つ機能を表示するものと説明していました。現在の手引き(令和8年4月一部改訂)では、機能性関与成分が有する健康維持及び増進に役立つ機能を表示するもの、という書き方です(dが誤りであることは変わりません)。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 正 正:4つとも正とする組み合わせで、dの判定が食い違います。届け出制の機能性表示食品で病気のなりにくさまでうたうことは認められておらず、dは誤りと判定します。
- 2誤 正 正 正:aを誤、dを正としています。健康食品の多くは錠剤やカプセルなど医薬品に似た形で売られているのでaは正しく、疾病リスク低減の表示を認めるdが誤りです。
- 3正 誤 正 正:bを誤、dを正としています。栄養機能食品はビタミン・ミネラルなどの栄養成分の補給を目的とするものでbは正しく、誤っているのは表示の範囲を広げたdです。
- 4正 正 誤 正:cを誤、dを正としています。薬(医)食同源という言葉が示すように食品と健康の関わりは古くから関心を持たれておりcは正しく、誤りはdです。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問4(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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