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第38回 問題81

社会福祉調査の基礎

A市では,市内の小中学生を対象とする生活実態調査を行うこととなった。本調査の検討を行う委員会において,中学生になると朝食を摂らない生徒が多くなることが指摘され,調査では小学生と中学生の朝食の摂取状況の違いをクロス集計によって検証することとなった。調査票では,朝食を摂る頻度に関する質問を設け,その選択肢を「週に3回以上/週に1〜2回程度/月に1〜2回程度」とした。

次のうち,この選択肢に当てはまるものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解3順序尺度

解説

頻度の大小に順序がある選択肢なので、順序尺度にあたります。

この問は、調査票の質問の選択肢が、測定の尺度や回答の方式のどれにあたるかを問うものです。選択肢どうしの間に順序があるか、間隔が等しいか、ゼロに意味があるか、という点で見分けるのが判断の軸です。

最も適切なのは、順序尺度です。設問の選択肢は、朝食を摂る頻度を、週に3回以上、週に1〜2回程度、月に1〜2回程度の3つに区切っています。これらは、多い・少ないという順序をつけて並べることはできますが、選択肢どうしの間隔は等しくなく、差を足したり引いたりして意味のある数を出すこともできません。このように、大小や順位の関係だけを表す尺度を順序尺度といいます。順序尺度のデータは、小学生と中学生でどの頻度の人が多いかを比べるクロス集計に向いています。

測定の尺度は、区別だけの名義尺度、順序がある順序尺度、間隔が等しい間隔尺度、ゼロに意味があり比を考えられる比例尺度、の順で表せる情報が増えます。区切った頻度のカテゴリーは順序尺度、回数そのものを数えた値なら比例尺度、と対にして覚えると見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第38回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題81。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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