経営戦略マネジメント|システムアーキテクト試験
この分野には 3問あります。くり返し出ているものから並べています。
問題が多い回は令和3年度 春期(2問)・平成27年度 秋期(1問)です。
誰に何を届けて稼ぐか、止まったらいつまでに戻すか
ビジネスモデルキャンバスは、企業がどのように価値を創造し、顧客に届け、収益を生み出しているかを一枚にまとめる枠組みです。顧客セグメント、価値提案、チャネル、顧客との関係、収益の流れ、リソース、主要活動、パートナ、コスト構造の九つのブロックに書き込み、システム化構想の段階でビジネスの全体像を関係者で共有するのに使います。
似た枠組みとは、整理する対象で区別します。業務の流れを主活動と支援活動に分けて価値の生まれる所を見るのがバリューチェーン、内部の強み・弱みと外部の機会・脅威を並べるのがSWOT分析、財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の四つの視点で戦略を管理するのがバランススコアカードです。
B.H.シュミットが提唱したCEMは、顧客が商品やサービスに出会い、購入し、使う一連の過程で得る経験全体を管理しようとする考え方です。カスタマーエクスペリエンスには、価格や機能といった合理的な価値だけでなく、満足や感動のような感覚的、情緒的な価値も含まれます。経験の主語は顧客です。
BCPでは、災害などで業務が止まったときにいつまでに再開するかを目標復旧時間として決めます。これは、業務の停止が事業にとって深刻な被害にならないために許容される時間を基にした限度で、切替え作業そのものにかかる時間とは別のものです。どの時点のデータまで戻すかは目標復旧時点として別に定めます。
この分野で出た問題
- 令和3年度 春期 問16B.H.シュミットが提唱したCEM(Customer Experience Management)における,カスタマーエクスペリエンスの説明として,適切なものはどれか。
- 平成27年度 秋期 問17BCP 策定に際して,目標復旧時間となるものはどれか。
- 令和3年度 春期 問13システム化構想の段階で,ビジネスモデルを整理したり,分析したりするときに有効なフレームワークの一つであるビジネスモデルキャンバスの説明として,適切なものはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 2年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和3年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。