ハードウェア|システムアーキテクト試験
この分野には 2問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語はテスト(2問)です。問題が多い回は平成29年度 秋期(1問)・平成24年度 秋期(1問)です。
ハードとソフトの分担を、上流で一緒に決める
組込みシステムでは、同じ機能でも、専用の回路としてハードウェアで実現するか、プロセッサ上で動くソフトウェアで実現するかによって、処理性能、費用、消費電力、開発期間が大きく変わります。この切分けをどこで決めるかが、開発全体の手戻りの大きさを左右します。
従来の進め方では、ハードウェアの仕様を先に固め、試作機ができてからソフトウェアを載せて確かめていました。この順番だと、機能分担の無理や両者の不整合が、試作機ができるまで見つかりません。見つかった時点でハードウェアを作り直すことになれば、時間も費用も大きくかかります。
コデザインは、ハードウェアとソフトウェアを別々ではなく一体として、上流工程の段階から設計する手法です。機能分担の案を、両者を合わせて模擬する協調シミュレーションで確かめ、性能などの要求を満たすかを早い時期に検証します。切分けを決めた後も、シミュレーションで整合を確かめながら両者を並行して開発します。
見分けるときは、ハードウェアとソフトウェアの両方を、上流で、協調させて扱っているかに着目します。片方を先に作り切ってからもう片方に合わせる進め方や、工程の順番だけを述べたものはコデザインとは別です。coは一緒にという意味だと押さえておくと区別しやすくなります。
この分野で出た問題
- 平成24年度 秋期 問5組込みシステムにおけるコデザインの説明として適切なものはどれか。
- 平成29年度 秋期 問6組込みシステムの開発における,ハードウェアとソフトウェアのコデザインを適用した開発手法の説明として,適切なものはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 2年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは平成29年度 秋期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。