平成28年度 秋期 午前Ⅱ 問3
ネットワーク方式
多重度に関する問題
図のネットワークで,数字は二つの地点間で同時に使用できる論理回線の多重度を示している。X 地点から Y 地点までには同時に最大幾つの論理回線を使用することができるか。
ネットワーク図:
X-A:4 X-B:4 X-C:3 A-B:2 A-D:1 B-C:1 B-D:2 B-E:3 C-F:4 D-E:2 D-Y:3 E-F:2 E-G:4 E-Y:3 F-G:3 G-Y:6
- ア8
- イ9
- ウ10
- エ11
答えと解説を見る
✓ これが正解ウ10
解説
X 側と Y 側を分ける境目の多重度の最小合計 10 が最大値です。
同時に使える論理回線の最大数は、X と Y を二つに分ける境目の線の多重度の合計のうち、最小のものに等しくなります。X、A、B、C の四地点とそれ以外を分ける境目では、横切る線は A-D の 1、B-D の 2、B-E の 3、C-F の 4 で、合計は 10 です。したがって 10 を超えることはできません。一方、D-Y に 3(A 経由 1、B 経由 2)、E-Y に 3(B 経由)、G-Y に 4(C から F を経て G へ 3、F から E を経て G へ 1)と割り当てると、どの線も多重度を超えずに、実際に 10 本を同時に使えます。上限と実現例の両方で確かめるのが、この種の問題の確実な解き方です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア8:実際に 10 本を同時に使う割り当てが作れるので、8 は最大値ではありません。X と Y を分けるどの境目を選んでも多重度の合計は 10 以上になり、8 で頭打ちになる区切り方はこの図にはありません。
- イ9:9 も、10 本を同時に使える割り当てが存在するため最大値ではありません。X と Y を分けるどの境目でも多重度の合計は 10 を下回らないので、9 で止まる理由はこの図からは導けません。
- エ11:11 は、X から出る三本の線の多重度 4+4+3 の合計です。X の出口だけを見ればこの値になりますが、その先の A-D、B-D、B-E、C-F の境目で合計が 10 に絞られるため、11 本は同時に使えません。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3
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