平成23年度 秋期 午前Ⅱ 問10
通信プロトコル
IPv6に関する問題
IPv6のマルチキャストアドレスのプレフィックスはどれか。
- ア2000::/3
- イFC00::/7
- ウFE80::/10
- エFF00::/8
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✓ これが正解エFF00::/8
解説
IPv6のマルチキャストアドレスは、先頭8ビットが1のFF00::/8です。
IPv6のアドレスは、先頭のビットの並びで種類が分かれます。軸はプレフィックスと種類の対応です。マルチキャストアドレスは、先頭の8ビットがすべて1、つまり16進数でFFから始まるアドレスで、プレフィックスはFF00::/8と表します。一つの送信で、同じグループに参加している複数のノードへ届けるために使います。IPv6にはブロードキャストアドレスがなく、その役割もマルチキャストが担います。FFはマルチキャスト、FE80はリンクの中だけ、FC00は組織の中、2000はインターネット全体と、先頭の文字で区別すると覚えやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア2000::/3:2000::/3は、インターネット上で一意に割り当てて使う、一つの宛先向けのアドレスの範囲です。複数のノードへ同時に届けるマルチキャストの範囲ではありません。
- イFC00::/7:FC00::/7は、組織の内部で使うことを想定した、一つの宛先向けのアドレスの範囲です。インターネットへそのまま出さない用途のもので、マルチキャストのプレフィックスではありません。
- ウFE80::/10:FE80::/10は、同じリンクの中だけで通用するアドレスの範囲で、インタフェースごとに自動で設定されます。ルータを越えて使われない一つの宛先向けのアドレスで、マルチキャストの範囲とは別です。
出典:平成23年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10
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