平成22年度 秋期 午前Ⅱ 問2
ネットワーク方式
多重度に関する問題
図のネットワークで,数字は二つの地点間で同時に使用できる論理回線の多重度を示している。X地点からY地点までには同時に最大幾つの論理回線を使用することができるか。
ネットワーク図:
X ─ A 4 X ─ B 4 X ─ C 3 A ─ B 2 A ─ D 1 B ─ C 1 B ─ D 2 B ─ E 3 C ─ F 4 F ─ E 2 F ─ G 3 D ─ E 2 E ─ G 4 D ─ Y 3 E ─ Y 3 G ─ Y 6
- ア8
- イ9
- ウ10
- エ11
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✓ これが正解ウ10
解説
XとAの周りの境目の合計10が上限で、実際に10本を通せます。
同時に使える最大数は、各区間の多重度を超えずにXからYへ通せる本数の最大値です。まず上限を求めます。XとAを一方、残りの地点を他方に分けると、境目をまたぐ回線はX-Bの4、X-Cの3、A-Bの2、A-Dの1で、合計10です。XからYへの経路は必ずこのどれかを通るので、11本以上は使えません。次に10本を通せるか確かめます。X-Aに3、X-Bに4、X-Cに3を流し、AからD、Bへ1と2、BからD、E、Cへ2と3と1、CからFへ4、FからG、Eへ3と1、EからY、Gへ3と1、DからYへ3、GからYへ4と分ければ、どの区間も多重度以内で合計10本になります。上限となる境目と実際の流し方の両方を確かめるのが確実です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア8:8本は、10本を通せる流し方が実際に作れるので最大ではありません。地点をどう二つに分けても、境目をまたぐ多重度の合計が8になる分け方はなく、この値は条件から導けません。
- イ9:9本も、10本を通す経路の組が作れるので最大値ではありません。境目の多重度の合計は最も小さい分け方でも10で、9本で頭打ちになる区切りはありません。
- エ11:11本は、Xから出る三つの回線の多重度4、4、3を足した値です。XとAの組の周りの境目では合計10しか通らないため、Xから11本を出してもYまでは届きません。
出典:平成22年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問2
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