過去問解きまくり研究所 ホーム

令和2年度 問22

建物・設備

石綿に関する問題

石綿(アスベスト)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解4建築物などの内外装仕上げに用いられる建築用仕上げ塗材については、過去に石綿を含有するものは製造されたことがない。

解説

建築用仕上げ塗材にも、過去に石綿を含むものが製造されていました。

この問は、石綿(アスベスト)の種類、石綿障害予防規則の健康診断の記録の保存期間、建築基準法の石綿の使用の禁止、石綿を含む建材の実態で判断します。

最も不適切なのは、建築用仕上げ塗材には過去に石綿を含有するものが製造されたことがないとする記述です。厚生労働省の通知(平成29年5月31日)は、建築用仕上塗材の主材の中にクリソタイル(白石綿)が少量の添加材として使用されていた時期があると説明しています。石綿を含む仕上塗材は実際に作られていたので、改修や解体の前には石綿の有無を調べることになります。

ほかの記述は適切です。クロシドライト(青石綿)は石綿の一種です。石綿障害予防規則は、事業者が石綿健康診断の結果に基づいて石綿健康診断個人票を作成し、労働者が常時その業務に従事しないこととなった日から40年間保存しなければならないと定めています。建築基準法第28条の2は、石綿をあらかじめ添加した建築材料の使用を、飛散のおそれがないとして国土交通大臣が定めたものなどを除いて禁じており、設問のとおり吹付け石綿や石綿の重量が0.1%を超える吹付けロックウールは使えません。

石綿は吹付け材だけでなく、塗材のような仕上げ材にも使われていた、と押さえておきます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:令和2年度 管理業務主任者試験(一般社団法人マンション管理業協会)問22

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)