第115回 午後 問24
必修問題
筋力が一番強い段階
徒手筋力テスト〈MMT〉において筋力が一番強い段階はどれか。
- 11
- 24
- 35
- 46
- 510
答えと解説を見る
✓ これが正解35
解説
徒手筋力テストは0〜5の6段階で、最も強いのは5です。
徒手筋力テスト〈MMT〉は、器具を使わず検査者の手で抵抗を加えて、筋力を段階的に評価する方法です。段階は0から5までの6段階で、数字が大きいほど筋力が強くなります。
段階の目安は、0は筋肉の収縮がまったく見られない、1は筋肉の収縮は見られるが関節は動かない、2は重力を除けば関節を動かせる、3は重力に逆らって関節を動かせる、4は重力と軽度から中等度の抵抗に逆らって動かせる、5は強い抵抗に逆らっても最後まで動かせる(正常)、となっています。1は筋の収縮がわずかに見られる状態で、強いどころかかなり弱い段階です。4は、抵抗に逆らって動かせるもののまだ正常の5には届かない段階です。6や10という段階は、徒手筋力テストにはありません。
したがって、筋力が一番強い段階は5です。3が重力に逆らえるかどうかの境目、という基準を軸に、その上下の段階を並べて覚えると整理しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 11:段階1は、筋肉が縮むのは見えたり触れたりできるものの、関節を動かすことはできない状態です。0に次いで弱い段階で、筋力が一番強い段階ではありません。
- 24:段階4は、重力と中等度までの抵抗に逆らって関節を動かせる状態です。かなり強い筋力ですが、強い抵抗にも打ち勝てる5の正常には達していない段階です。
- 46:徒手筋力テストの段階は0から5の6段階で、6という段階は設けられていません。5が強い抵抗に打ち勝てる正常であり、それ以上の段階はありません。
- 510:10という段階は徒手筋力テストにはありません。0から10の数値で表すのは痛みの強さを評価するスケールなどで用いられる方法で、筋力の評価の段階とは異なります。
出典:第115回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問24(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)