第109回 午後 問34
保健統計学
散布図に関する問題
散布図から分かるのはどれか。2つ選べ。
- 1相関
- 2割合
- 3中央値
- 4年次推移
- 5はずれ値
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✓ これが正解1相関
✓ これが正解5はずれ値
解説
散布図からは、2つの変数の相関とはずれ値が読み取れます。
散布図は、1人ひとり(1つひとつの対象)について2つの変数の値を測り、横軸に一方、縦軸にもう一方をとって点で打った図です。点の集まり方を見ることで、2つの変数の関係を目で確かめられます。
点が右上がりに並べば正の相関、右下がりなら負の相関、ばらばらに散らばっていれば相関が弱いと読み取れます。このように、相関の有無や強さ、向きが分かるのが散布図の最大の特徴です。また、ほかの点の集まりから大きく離れた点は、はずれ値として一目で見つけられます。はずれ値は、入力の誤りや特別な事情をもつ対象である可能性があるので、分析の前に確かめることが大切です。そのため、相関とはずれ値の2つが散布図から分かるものです。
ほかの項目は、別の図が向いています。全体の中の内訳の割合は円グラフや帯グラフ、データの中央値は箱ひげ図、年ごとの変化を示す年次推移は折れ線グラフで表すと分かりやすくなります。2つの量の関係を見たいときは散布図、と覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2割合:全体の中でそれぞれの区分がどれだけを占めるかという割合は、円グラフや帯グラフで表すと分かりやすくなります。散布図は2つの変数の関係を見る図なので、割合の読み取りには向きません。
- 3中央値:中央値はデータを小さい順に並べたときの真ん中の値で、箱ひげ図で示すと分布の様子と一緒に読み取れます。散布図の点からは代表値を直接読むことができないため当てはまりません。
- 4年次推移:年ごとの変化を示す年次推移は、横軸に年をとって値を線で結ぶ折れ線グラフで表すのが基本です。散布図は時間の流れではなく2つの変数の関係を見る図です。
出典:第109回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問34(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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