平成29年度 春期 午前Ⅱ 問5
ネットワーク
ZigBeeの説明
ZigBee の説明として,適切なものはどれか。
- ア携帯電話などのモバイル端末とヘッドセットなどの周辺機器とを接続するための近距離の無線通信として使われる。
- イ赤外線を利用して実現される無線通信であり,テレビ,エアコンなどのリモコンに使われる。
- ウ低消費電力で低速の通信を行い,センサネットワークなどに使われる。
- エ連絡用,業務用などに利用される小型の携帯型トランシーバに使われる。
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✓ これが正解ウ低消費電力で低速の通信を行い,センサネットワークなどに使われる。
解説
ZigBee は低消費電力・低速の無線で、センサネットワークに使われます。
ZigBee は、IEEE 802.15.4 を土台にした近距離無線通信の規格で、通信速度は低いものの消費電力が小さく、多数の機器を網の目のようにつなぐ構成をとれることが特徴です。電池で長く動かしたいセンサを多数並べて計測データを集めるセンサネットワークや、家庭やビルの機器制御に使われます。設問では、各選択肢がどの無線技術の用途を述べているかを見分けます。ヘッドセットなどとの接続は Bluetooth、リモコンは赤外線による通信、業務用の携帯型の無線機はトランシーバの用途であり、低消費電力・低速という性格と結びつくのは ZigBee です。速さより電池の持ちを優先する無線、と押さえておくと判別できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア携帯電話などのモバイル端末とヘッドセット…:携帯電話とヘッドセットなどの周辺機器を近距離でつなぐ用途は、Bluetooth の代表的な使われ方です。ZigBee も近距離の無線ですが、音声を送る周辺機器の接続ではなく、計測や制御の少量データのやり取りが主な用途です。
- イ赤外線を利用して実現される無線通信であり…:赤外線を使ってテレビやエアコンのリモコンを操作する通信は、赤外線通信の説明です。ZigBee は電波を使う無線通信なので、赤外線を利用するという前提の時点で当てはまりません。
- エ連絡用,業務用などに利用される小型の携帯…:連絡用や業務用の小型の携帯型トランシーバは、人が声でやり取りするための無線機です。ZigBee は機器どうしが少量のデータを低速でやり取りするための規格であり、音声で連絡を取り合う機器の通信方式ではありません。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5
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