平成31年度 春期 午前 問11
ネットワーク
ZigBeeの説明
ZigBee の説明として,適切なものはどれか。
- ア携帯電話などのモバイル端末とヘッドセットなどの周辺機器とを接続するための近距離の無線通信として使われる。
- イ赤外線を利用して実現される無線通信であり,テレビ,エアコンなどのリモコンに使われる。
- ウ低消費電力で低速の通信を行い,センサネットワークなどに使われる。
- エ連絡用,業務用などに利用される小型の携帯型トランシーバに使われる。
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✓ これが正解ウ低消費電力で低速の通信を行い,センサネットワークなどに使われる。
解説
低い消費電力で低速通信をする、センサ向けの無線規格です。
ZigBee は、電池だけで長期間動かすことを狙いに設計された近距離無線通信の規格です。伝送の速さは求めず、その代わりに送受信の電力を切り詰めて、休止と復帰を頻繁に繰り返す運用に向いています。想定されている用途はセンサネットワークで、多数のノードが小さなデータを間欠的にやり取りする場面で真価を発揮します。設備の見守り、電力の計測、家庭内の環境の監視のように、一つ一つの通信量は少ないものの機器の数が多いような領域で採用されます。低速で低消費電力という組み合わせが、この規格の特徴を端的に表しています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア携帯電話などのモバイル端末とヘッドセット…:携帯電話とヘッドセットのような周辺機器を、近距離で無線接続する用途に使われるものは Bluetooth の説明です。通信距離と機器数はセンサ用途とは違い、電力の切り詰めより機器連携に重きがあります。
- イ赤外線を利用して実現される無線通信であり…:赤外線を使って、テレビやエアコンのリモコンで機器を操作する仕組みは赤外線通信の説明です。電波ではないため障害物に遮られやすく、センサネットワークのように多数のノードでネットワークを張る用途には向きません。
- エ連絡用,業務用などに利用される小型の携帯…:業務用の小型トランシーバに使われる無線は、特定小電力無線などにあたります。人が音声で連絡を取るための帯域と出力が中心で、機器同士が小さなデータを送り合う設計思想とは別のものです。
出典:平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問11
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