平成26年度 春期 午前Ⅱ 問5
入出力デバイス
SPIに関する問題
I^2C(Inter-Integrated Circuit)バスの特徴として,適切なものはどれか。
- ア2線式のシリアルインタフェースで複数のデバイスを接続する。
- イ4線式のシリアルインタフェースで複数のデバイスを接続する。
- ウ低電圧差動伝送を採用して高速化したシリアルインタフェースである。
- エ複数のレーンを束ねることによって高速化したシリアルインタフェースである。
答えと解説を見る
✓ これが正解ア2線式のシリアルインタフェースで複数のデバイスを接続する。
解説
I²C は2本の信号線で複数のデバイスをつなぐシリアルインタフェースです。
I²C は、シリアルクロック(SCL)とシリアルデータ(SDA)の2本の信号線だけで、マイコンと複数の周辺デバイスをつなぐシリアルインタフェースです。各デバイスにはアドレスが割り当てられていて、同じ2本の線を共有しながら、アドレスで通信相手を指定します。線の数が少なく配線が簡単なので、センサやメモリなどの比較的低速な周辺デバイスを基板上でつなぐ用途で広く使われています。名前の Inter-Integrated Circuit(IC 同士をつなぐ)と、2線でアドレス指定、という組合せで覚えると、他のシリアルインタフェースと見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ4線式のシリアルインタフェースで複数のデ…:4線式で複数のデバイスをつなぐのは、SPI のようなインタフェースの特徴です。SPI はクロック、送信、受信の線に加えて、相手を選ぶための選択信号を使います。アドレスで相手を選ぶ I²C は2線で済みます。
- ウ低電圧差動伝送を採用して高速化したシリア…:低い電圧の差動信号で伝送して高速化するのは、高速な伝送路向けの別の方式の特徴です。I²C は差動伝送ではなく、比較的ゆっくりした速度で使われる2線式のインタフェースです。
- エ複数のレーンを束ねることによって高速化し…:複数のレーンを束ねて帯域を広げるのは、PCI Express のような高速シリアルインタフェースの特徴です。I²C は1組の2線を共有するだけで、レーンを束ねる仕組みは持っていません。
出典:平成26年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)