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第40回 午後 問116

臨床栄養学

静脈栄養法に関する問題

静脈栄養法に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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✓ これが正解5脂肪乳剤は、末梢静脈から投与できる。

解説

脂肪乳剤は浸透圧が低く、末梢静脈から投与できます。

静脈栄養法には、腕などの細い静脈から入れる末梢静脈栄養と、心臓に近い太い静脈にカテーテルを置く中心静脈栄養があります。末梢の静脈は細く血流が少ないため、浸透圧の高い輸液を入れると静脈炎を起こしやすく、入れられる糖の濃度とエネルギー量には限りがあります。

脂肪乳剤は、少ない量で多くのエネルギーをとれるうえ、浸透圧が血液に近いため、末梢静脈から投与できます。末梢静脈栄養でエネルギーを補う手段としても使われるので、この記述が適当です。ほかの記述は、末梢から入れられる量を大きく見積もっている、中心静脈栄養の合併症を見落としている、輸液の組成を逆に述べている、という点で誤りです。

静脈栄養は、末梢か中心か、浸透圧が高いか低いか、の2点で整理すると見分けやすくなります。輸液の組成は、開始液はカリウムを含まない、維持液はカリウムを含みナトリウムが少ない、と対にして覚えておきます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午後(厚生労働省)問116(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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