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第40回 午前 問96

応用栄養学

暑熱環境下における生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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✓ これが正解3暑熱馴化(順化)により、発汗開始までの時間が短くなる。

解説

暑熱順化が進むと、発汗が始まるまでの時間が短くなります。

暑熱環境での生理的変化は、体温を保つために熱をどう逃がすか(皮膚の血流の増加と発汗)と、それにともなう水分・ホルモンの変化で判断します。暑さに繰り返しさらされて体が慣れること(暑熱順化)が進むと、発汗が始まるまでの時間が短くなり、汗の量が増え、汗に含まれるナトリウムの濃度は低くなります。より効率よく熱を逃がせるようになる変化です。

ほかの記述は、向きが逆です。体の中心部の温度は狭い範囲に保たれ、汗は熱を逃がす側に働きます。暑い環境では熱をつくる必要が減り、汗で水分を失うと体内の水を保つ仕組みが強まります。

したがって、暑熱馴化(順化)により発汗開始までの時間が短くなるという記述が適当です。暑熱順化は、汗が早く・多く・薄くなる、と3つの変化で覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問96(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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