過去問解きまくり研究所 ホーム

第40回 午前 問93

応用栄養学

高齢期において、成人期に比較して上昇・亢進する項目である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

答えと解説を見る

✓ これが正解2たんぱく質同化抵抗性

解説

高齢期は、たんぱく質同化抵抗性が成人期より高まります。

高齢期の生理的変化は、多くの機能が低下するなかで、何が逆に上昇・亢進するかで判断します。たんぱく質同化抵抗性とは、たんぱく質やアミノ酸を摂っても筋たんぱく質の合成が起こりにくくなる状態のことで、高齢期には成人期より高まります。筋肉量が減ってサルコペニアが進む一因とされ、高齢者ではたんぱく質を十分に摂ることが重視されます。

ほかの項目は、いずれも高齢期に低下するものです。代謝の活発な組織の減少、胃の働きの低下、ホルモンへの反応のしにくさ、免疫を担う細胞の衰えが背景にあります。

したがって、たんぱく質同化抵抗性が適当です。高齢期に上がるのは抵抗性(同化抵抗性・インスリン抵抗性)、下がるのは感受性や機能、と言葉の向きで整理すると判断しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問93(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)