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第40回 午前 問6

社会・環境と健康

Hillの判定基準に関する問題

Hillの判定基準において、原因と考えられる要因の曝露と、結果である疾病発症の因果関係を推定するうえで、必要不可欠な条件である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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✓ これが正解3曝露は、結果の発生より前に存在していること。

解説

因果関係の推定で不可欠なのは、曝露が結果より先にあることです。

Hillの判定基準(因果関係の判定基準)は、観察研究で見つかった関連が因果関係かどうかを考えるときの観点で、関連の強固性(強さ)、一致性、特異性、時間性(時間的前後関係)、生物学的勾配(量反応関係)、もっともらしさ、整合性、実験的証拠、類似性などが挙げられています。

このうち、どれか一つが欠けても因果関係を否定できない観点が多いのに対し、時間性だけは必ず満たさなければなりません。原因は結果より前に存在するはずなので、曝露が疾病の発生より後にあるなら、その曝露を原因とは考えられないからです。関連の強さ、異なる集団での再現性(一致性)、量反応関係、既知の因果関係との類似性は、因果関係を支持する材料にはなりますが、満たされなくても因果関係が否定されるわけではありません。

したがって、必要不可欠な条件は曝露が結果の発生より前に存在していることです。原因は結果より先、という時間の順序だけは例外がない、と覚えておくと選び分けられます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問6(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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