平成26年度 春期 午前Ⅱ 問9
データ操作
関係 R,S の等結合演算はどの演算によって表すことができるか。
- ア共通
- イ差
- ウ直積と射影と差
- エ直積と選択
答えと解説を見る
✓ これが正解エ直積と選択
解説
等結合は、直積をとってから等号の条件で選択すれば表せます。
直積は、関係 R のすべての行と関係 S のすべての行を組み合わせた関係を作る演算です。等結合は、R の属性と S の属性の値が等しい組合せだけを残す結合なので、まず直積を作り、そこから R.x = S.y のような等号の条件を満たす行を選択すれば同じ結果になります。つまり等結合は直積と選択の組合せで表せます。自然結合ならさらに重複する属性を射影で除きますが、等結合では両方の属性が残ります。結合を、全組合せを作ってから条件で絞る操作に分けて考えると、ほかの演算との関係が整理できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア共通:共通は、同じ属性の並びをもつ二つの関係の両方に含まれる行を取り出す集合演算です。R と S の行を組み合わせて新しい行を作ることはできないので、等結合は表せません。
- イ差:差は、一方の関係にあって他方の関係にない行を取り出す集合演算です。行を取り除くことしかできず、R と S の属性を並べた行を作れないので、等結合の結果にはなりません。
- ウ直積と射影と差:直積と射影と差の組合せには、属性の値が等しいかどうかで行を選ぶ演算が含まれていません。直積で作った全組合せから、等号の条件に合う行だけを残す手段がこの三つにはありません。
出典:平成26年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)