令和4年度 秋期 午前 問68
ビジネスインダストリ
ターゲットリターン価格設定の説明
ターゲットリターン価格設定の説明はどれか。
- ア競合の価格を十分に考慮した上で価格を決定する。
- イ顧客層,時間帯,場所など市場セグメントごとに異なった価格を決定する。
- ウ目標とする投資収益率を実現するように価格を決定する。
- エリサーチなどによる消費者の値頃感に基づいて価格を決定する。
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✓ これが正解ウ目標とする投資収益率を実現するように価格を決定する。
解説
目標の収益率から値段を逆算します。
設問は、ターゲットリターン価格設定の説明を選ばせています。軸は、その値付けが何を見て決めているかという点です。値段の決め方は大きく、自社の費用と目標を見るもの、他社の値段を見るもの、買手がいくらなら買うと感じるかを見るものに分かれます。ターゲットリターンという名は目標とする収益をそのまま表しており、投じた資本に対してどれだけ戻したいかを先に決め、そこから 1 個当たりに乗せる額を割り出す形をとります。単位当たりの費用に、目標収益率と投下資本を掛けた額を予想販売数量で割ったものを足す、という組み立てです。自社の内側の数字から逆算する点が特徴で、予想販売数量が外れると狙った収益率も外れるところが弱みになります。正解は、目標とする投資収益率を実現するように価格を決定するという記述です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア競合の価格を十分に考慮した上で価格を決定…:競合の価格を十分に考慮した上で価格を決定するという記述です。手掛かりにしているのは他社が付けている値段であり、投じた資本からどれだけ戻したいかという目標は出てきません。
- イ顧客層,時間帯,場所など市場セグメントご…:顧客層、時間帯、場所など市場セグメントごとに異なった価格を決定するという記述です。同じ商品を相手や場面によって売り分けるやり方で、収益率の目標から水準を導くものではありません。
- エリサーチなどによる消費者の値頃感に基づい…:リサーチなどによる消費者の値頃感に基づいて価格を決定するという記述です。買手が感じている価値を手掛かりにする決め方であり、売手の費用や狙う収益率とは切り離されています。
この問題の用語
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68
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