平成31年度 春期 午前 問41
セキュリティ
フォールスネガティブに関する問題
マルウェア対策ソフトでのフォールスネガティブに該当するものはどれか。
- アマルウェアに感染していないファイルを,マルウェアに感染していないと判断する。
- イマルウェアに感染していないファイルを,マルウェアに感染していると判断する。
- ウマルウェアに感染しているファイルを,マルウェアに感染していないと判断する。
- エマルウェアに感染しているファイルを,マルウェアに感染していると判断する。
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✓ これが正解ウマルウェアに感染しているファイルを,マルウェアに感染していないと判断する。
解説
本当は感染しているのに、していないと見誤る側の間違いです。
フォールスネガティブは偽陰性と訳される用語で、検知の場面で【本当は該当するものを、該当しないと見誤る】側の誤りを指します。マルウェア対策ソフトでの当てはめでは、対象のファイルが実際にはマルウェアを含んでいるにもかかわらず、含んでいないと判断してしまう状態がこれに当たります。危ないものを見逃すぶん、その後の実害に直結しうる誤りです。裏返しの誤りには、本当は該当しないのに該当すると見誤るフォールスポジティブ(偽陽性)がありますが、こちらは検知の空振りで、実害よりも運用の負担として現れます。判断の当否は、実物の状態と検知結果の組合せの表で整理でき、正解の肢はそのうち【陽性を陰性と見誤る】枠にあたる記述です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アマルウェアに感染していないファイルを,マ…:感染していないファイルを、感染していないと判断する記述です。実物の状態と検知結果が一致している正しい判定で、見逃しでも空振りでもありません。
- イマルウェアに感染していないファイルを,マ…:感染していないファイルを、感染していると判断する記述です。実物は陰性なのに陽性と判定してしまう誤りで、こちらはフォールスポジティブと呼ばれます。
- エマルウェアに感染しているファイルを,マル…:感染しているファイルを、感染していると判断する記述です。実物の陽性を正しく陽性と判定できている状態で、この用語が指す見誤りには当たりません。
この問題の用語
- フォールスポジティブ正常なものを、誤って異常だと判定してしまうことをいいます。見逃してしまうフォールスネガティブとは、誤りの向きが逆です。
- マルウェア対策ソフト既知のマルウェアの特徴と照らし合わせて、侵入や実行を見つけて止めるソフト。定義ファイルが古いと新しいものを見逃します。
出典:平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問41
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 秋期 午前 問46:エクスプロイトコードの説明(マルウェア対策ソフト)
- 令和5年度 秋期 午前 問42:セキュアブートの説明(マルウェア対策ソフト)
- 令和2年度 10月 午前 問39:SEOポイズニングの説明(マルウェア対策ソフト)
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