令和5年度 秋期 午前Ⅱ 問19
ネットワーク
宛先として使用できるIPアドレス
複数ノードから成るグループにマルチキャストでデータを送るときに,宛先として使用できる IP アドレスはどれか。
- ア10.0.1.1
- イ127.0.1.1
- ウ192.168.1.1
- エ239.0.1.1
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✓ これが正解エ239.0.1.1
解説
マルチキャストはクラス D の範囲で、239.0.1.1 が該当します。
マルチキャストは、複数のノードから成るグループに向けて、1回の送信で同じデータを届ける通信です。IPv4 では、宛先に使うアドレスとしてクラス D が割り当てられています。クラス D は先頭4ビットが1110で、第1オクテットでいうと224から239までの範囲です。選択肢の中でこの範囲に入るのは 239.0.1.1 だけです。239 で始まる範囲は、組織の内部で使うマルチキャストのために確保されています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア10.0.1.1:10.0.1.1 は、10.0.0.0/8 のプライベートアドレスに含まれ、個々のホストに割り当てるユニキャスト用のアドレスです。グループ宛てのマルチキャストの宛先には使えません。
- イ127.0.1.1:127.0.1.1 は、127.0.0.0/8 のループバックアドレスに含まれます。自分自身との通信に使う特別なアドレスなので、ネットワーク上の複数ノードへデータを届ける宛先にはなりません。
- ウ192.168.1.1:192.168.1.1 は、192.168.0.0/16 のプライベートアドレスで、ホスト1台を指すユニキャスト用のアドレスです。第1オクテットが224から239の範囲にないため、マルチキャストには使えません。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問19
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