システム監査|システムアーキテクト試験
この分野には 2問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語は企画(2問)・情報システム(2問)です。問題が多い回は平成22年度 秋期(1問)・平成21年度 秋期(1問)です。
全体の方針と個々の計画を、段階ごとに切り分ける
システム監査は、情報システムが適切に企画・開発・運用されているかを、監査対象から独立した立場で点検し評価する活動です。監査人は集めた監査証拠に基づいて判断し、結果を報告して改善を勧告します。
点検の物差しとして使われるのがシステム管理基準で、情報システムに関わる業務を段階に分け、それぞれで明確にすべきことを示しています。記述を読むときは、それがどの段階に属する事項かを当てはめるのが基本です。
段階には上下の関係があります。上位では、経営戦略に基づいて組織体全体の情報化の方針と目標を定め、整合性と一貫性のとれた全体最適化計画を作ります。組織全体の情報システムのあるべき姿や、情報セキュリティの基本方針も、この上位の段階で決める事項です。
企画業務は、その全体最適化計画を前提に、個々の情報システムの開発計画を立てる段階です。関連するほかのシステムとの役割分担を考え、全体最適化計画と整合させたうえで、ユーザ部門と情報システム部門の役割分担などを明確にします。業務を知る側と技術を担う側の双方が関わるので、誰が何を担うかを先に決めておきます。
運用手順は運用業務で、開発手順は開発業務で定めます。組織全体の方針か、個々の開発の計画か、作る段階や使う段階の手順か、と三つに振り分けると整理できます。現在のシステム管理基準は改訂され、構成が見直されています。
この分野で出た問題
- 平成22年度 秋期 問16“システム管理基準”によれば,企画業務で立案する開発計画で明確にすべきものはどれか。
- 平成21年度 秋期 問15“システム管理基準”によれば,企画業務の段階で策定すべきものはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 2年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは平成22年度 秋期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。