技術戦略マネジメント|エンベデッドシステムスペシャリスト試験
この分野には 2問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語はプロジェクト(2問)です。問題が多い回は令和7年度 秋期(1問)・令和5年度 秋期(1問)です。
開発に成功した後にも、越えるべき壁がある
技術経営では、研究開発の成果が市場で利益を生むまでの道のりに、いくつかの壁があると考えます。どの段階とどの段階の間にある困難なのかという位置で、それぞれの言葉を覚えると区別できます。
基礎研究の成果を具体的な製品開発へつなげる段階の壁が魔の川です。先進的な製品の開発に成功しても、量産の準備や資金の確保、販路の整備などが追い付かず、事業として成り立たせられない段階の壁が死の谷です。事業化した後、市場での厳しい競争を生き残って産業として定着するまでの壁はダーウィンの海と呼ばれます。
普及の途中にある壁としてはキャズムがあります。新しいものを進んで取り入れる初期の顧客には受け入れられても、実用性を重んじる多数派の顧客に広がらず、大きな市場を作れない溝を指します。開発と事業化の間の話か、普及の途中の話かで、死の谷とは区別できます。
コモディティ化は、製品の機能や品質に差がなくなり、価格のほかに選ぶ理由がなくなる状態です。こうした分野では差別化が難しく、価格競争に陥って利益を得にくくなります。困難が技術の側にあるのか、事業化や市場の側にあるのかを分けて考えると、似た説明を読み分けられます。
この分野で出た問題
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 2年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和7年度 秋期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。